アレクサンダー京都の先生の講座の日でした。
今日のテーマは
「理想の身体とはどんな状態なのか 」
の追求!
その追及のひとつのポイントは
「いかに体に注意を向けることが出来るか」
です
動きの中で、動いた結果起こる体の反応をまずは観察し、余分な動きをやめてみる
すると
新たな感覚、反応が出てきます
身体に起こるちょっとした神経の流れの変化がおこるのです
特に
頭の動きや背骨に注意を向けて動作するようにすると変化が起こりやすくなる場合があります
また、余分な働きをやめることで自分の中心への圧力が増してきます
この中心に圧力が集まる力と、そこから末端に拡散する力がバランスを保っている状態が理想の体の状態だといえる・・・
ちょっと難しい話ですが。
でも例えば
ヨガのレッスンの時間、ポーズをとるときに体の一部に集中して意識が向いたり
ポーズを完成させるという目的に懸命になることがありますが
注意を向けるのはいつも身体全体へ。
中心も、末端も同時に観ていきます。
今日は
身体全体を観察しやすくするために
今日も骨のマッピングを学びました
あと肺のマッピングも
これらに加えて
筋膜のつながりを認識すること
それから
目の使い方を利用すること
も全体を俯瞰してみることにつながります
全体を観るということは
その感覚を新たに獲得する、働かせるというものではありません。
私たちは常に数億もの神経レベルでの刺激を受けています。外部刺激、深部感覚なども含め・・・
いつも受けているすでに感じている何億という感覚シグナルの中でいつもとちょっと違う場所の感覚を探ってみるのです
それに注意を向けるのです
例えばこの文面をみながら
たった今、足裏のどこが床に触れているか注意してみるとか
たった今、一番大きく聞こえる音に耳を傾けてみるとか
たった今、呼吸のスピードを観察してみるとか
たった今、お尻のどのあたりが椅子に触れてるかとか
暗闇にスポットライトを当てるように
目立たずにでも確実にある感覚を味わうようにするのです
その部位にライトを当てながらこの文面を見るということを同時に行います。
そうすると
ライトを当てていない場所の反応が変わってくる。
ライトを当てやすくするために
身体のマッピングが出来ているとしっかり照らせます!よく見えます!
そして
その時のスポットの当て方って
目の使い方にも当てはめられます。
ある一定の場所をみながらその周辺も見る
部屋の一点と同時に部屋全体を見るという時の目の使い方です
全体を見ていくと
身体の左右差や
動いているところとそうでないところ
余分な動き
などにどんどん気付いていけます
それがわかるとそこから出来ることもわかってきます
答えは体がすでに持っている。スポットを当ててあげれば見えてくるものがあります
昨日の話の続きのようですね
今週はスポットを当てる!がテーマです。