性差学のサロンに向けて

先日

Aさんからこんなラインをいただきました。

実はちょっと落ち込んでいます
まさに「性差」についてです

Aさんはある会で津田梅子さんの著書を学ぶ機会があったようです

津田梅子先生新札5,000円札|お知らせ|同窓会|一般社団法人 ...

https://www.tsuda.ac.jp/aboutus/history/index.html

 

津田梅子は留学したアメリカで優れた生物学者だったそうです
国費で留学したこともあり、学者の道を進まず、独身を貫いて女性の為の塾創設に尽力したそうです

それで、女性が社会で働くことをどう思うかという話になりました

参加者の複数の男性はどの方も同じような意見だったそうです。

女性があまりに社会進出すると少子化を助長する原因になる、それが今の日本だ
とか
女性しか子どもが産めない
だから女性が育児をした方が絶対にいい
など
子どもがいない私には反論もできず、肩身が狭く、俯いて聞いていることし

参加者の方達はほぼ私と同世代で、普段は温厚で教養のある方です

東洋医学に興味はありますが、この年で性について考えたくないなぁと正直、思いました
子どもがいないことを後悔するだけのような気がしたからです

皆さんはこのような考えに触れたとき

どのように思いますか???

もし皆さんが

Aさんの立場だったとしたら・・・

 

私はまずはAさんの苦境を労ってから以下のような内容で返信しました。

その方たちはそれが正解だと思っているのです。
あるいは
誰かの意見に同調して流れに任せて言ったのかもしれません。

(自分の価値観を変化させ得るような)それ以外の価値観に出会う機会が無かったために、あるいは機会があっても受け入れられなかったためなのです。
その価値観は参加された男性を助ける意味のあるものかもしれない、
でも
「絶対」はないのです。

どんな価値観に触れても
自分を観ることが大切です。
性を考えるのは(厳密には性差)
人間を考えること。
自分を知ることです。
出産経験の有無や年齢に関係なく健全性のために必要な事なのです。

 

実は女性は

自分と違う考え方、価値観に対して

敏感に反応して敵対しやすい

傾向があります。

自分がモヤモヤっとしたときは

自分(の価値観)を観るチャンスなんですね。

 

私は実家で両親と暮らしながら

新しい小学校での仕事に携わりながら

日々おおいにおおいに

モヤモヤしています(笑)

学びを生かせる場が多いということ、かな(笑)

 

ちなみに

男性は

違う価値観に対して

それらを受け入れない

という傾向があります。

 

性差があるから

どうやったら楽になるか

どうやったら

大きなモヤモヤをほどほどのモヤモヤにするのか、が違います

 

自分のために学びましょう

2回の性差学が参考になると思います!!