イメージは脳を働かせている

私たちの動きは

脳の指令で起こります

脳が体のどこに指令を出すのか

それで動き方は変わります

その時の脳の司令塔は運動野というところですが

運動野が末端に指令を出す前に

なんと

体性感覚意野にも情報を送っているそうなのです

感覚野とは - コトバンク

体性感覚野というのは

末端である感覚器官からの刺激を受け取っているところ

皮膚感覚と深部感覚はここで受容されて体の地図を把握し続けています

日本学術会議_おもしろ情報館

動きが起こる前に

脳内地図の情報を集める場所に情報が送られているという

私たちは地図情報を働かせたうえで動きを始めている!?

その研究がこちらです

https://www.amed.go.jp/news/release_20190711.html

動きの前に脳内にある体の地図情報が働き始める

だから

実際に動きださなくとも動きの結果起きるであろう感覚を脳内で予測しはじめている!?

つまり

動くというイメージで感覚は働き始めるということです

なるほど!!

このことは

フェルデンクライスメゾットを受けて納得できたことです

それを

今週のレッスンでも行っています

 

イメージを持ってから動く

ということです

例えば

「いつものように手を挙げてみてください」

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その時

体のどこに命令して、どこが一番最初に動き出しますか?

それを、動かさないことでイメージしてみる

そして実際に動きて感じてもみる

すると

肘を上げようと思って肩に力が入る、とか

その肩を動かそうと思って息を止めたり、お腹に力を入れて腹筋固めたり、、、

なんてことにも気づけます

ですので

次には違うイメージで手を上げようとします

指の先端から出ている糸が天井に引き上げられていく、とか

お腹は柔らかく呼吸で動き続けている・・・

などです

一日に何度も腕は上げるので

毎度毎度肩を酷使するような指令を出し続けていたら

肩も疲労しやすくなりますよねっ

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新たなイメージを持ってから

実際に動いてみると

ゴールは同じでもその時の感覚は変わってきます

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運動野からの指令が変わるから

体性感覚野への事前情報も変わり

事後の感覚も変わるのです。

今日は手を上げるときや手を横に伸ばすとき、スクワットするとき、恥骨周辺を動かすときにイメージを持っていただきました

ただ。

動きの感覚の変化が実感できる方とそうでない方がみえました

ある動きの変化はわかるけどこっちの動き方ではわからない、という方も。

イメージと体の動きが伴わないこともあります

体には部位によって得意な動きと苦手な動きがありますので。

または

思うようにイメージが出来ないということもあると思います

ですので

レッスンの感想もお一人お一人違ったかと思います

 

イメージ力とは絶対条件にはなりえないのですが

レッスンでは体をより良く動かす方法のひとつに入れておく、というふうで行っていきますね!