昨晩
オンライン体操教室の茶話会が行われました
フェルデンクライスの先生のレッスンの後、
残られた10数名の方とお話をしました。
ここまで参加してきた体操教室の感想や
お一人お一人のお仕事や趣味のこと、今考えられていること等も興味深くお聞きすることが出来ました。
日本各地におられる様々なお仕事、生活環境の中にある方たちと
共通の話題を通してお話しすることが出来る!そのことだけでも
いいなあ、いいなあ、と思いながら
私の最初の発言はそのあたりの嬉しさでした。
その中にお一人
ご自身もフィットネスインストラクター、パーソナルトレーナーをされている方がいて
「体と向き合っていくことに投資をしようとする人を増やしていくにはどうしたらいいでしょうか」
という質問がありました。
日本のフィットネス人口は米国に比べて非常に少ないそうです。(人口の数%)
それには社会的背景の差もあるかと思います。
とはいえ
体を動かす事に投資をしようとしたり、アクションをしようとする方は多くいると思います
スポーツクラブに通ったり、ウォーキング、ジョギングしたり
ただそれが
体と向き合うこと、つまりここに参加してくださっている皆さんのように体(自分自身)と向き合うことにつながるかというとそれは、、、?です
痩せたい、くびれを作りたい、筋肉をつけたい、健康寿命を延ばしたい、仲間作り
誰もが近道をして結果にコミットしたい!と思うでしょう。
私たちは動きを伝える者として
様々な目的を持って来る方たちの意向に沿っていく必要がある。
yogaのレッスンも商業ベースでいえば
「自分が何を提供できるか」
より
「皆が何を望んでいるか」
を考えなければいけない、と教わります
そして一方で
それらすべての目的に近づくために大切な準備があって
それが、自分の感覚に向き合うことなのだと思うのです
それは結果とすぐに結びつくこともあるし、そうでないこともある。
でも
大切な土台です!
私は
ヨガを動作の土台作りへの教育だと思って行っています
ただ
教育の旗を振りかざしても相手に響かなければ意味がないです
私自身が出来ることは限られていて
結果を出すのはその方の本来の力によります。
そこまでを左右することは出来ないけど
でも
今とは違う結果を出すための提案は出来ると思います.
一緒に動作する伴走者として。
どのような目的のある方にも、体を何とかしようと思う方に自分の思う最善を尽くしていきたいです!
「体と向き合っていくことに投資をしようとする人を増やしていくにはどうしたらいいでしょうか」
決して答えにはなりえませんが
そんな問題意識をもたれたところから
様々な工夫が始まると思うのです
既に始められているはずなのです!