メンタル脳

先月まで行っていたサロンで

体質の改善を脳から考える

という講座をしました。

 

自分の思考にどんな癖があるかな、とみようとすること、

そして

コンフォートゾーン(価値観)を広げていくこと、

そのことによって

社会と“適切に”交わることができる

それが東洋医学的な理想なんです、とお伝えしました。

 

先日、帰省した次男が

家に置き忘れた行った本を読んでいたら

サロンでお話ししたのことに近い点があったんです

なので

3つにまとめてみました。

この本です

「スマホ脳」

「運動脳」

の作者です

 

★脳は私たちを生き延びさせることが第一の仕事である

そのために「感情」を作ったと。

たとえば“不安”という感情。

特に孤独を不安と感じやすいけど、

私たちは集団でなくては生きていけないから、

群れから追い出されることは危険(死)なんですね。

仲間はずれにする心理から仲間外れにされやすい人の特徴、対処法 ...

自分に難があったときにだれも助けてくれないッ というのは強い恐怖です。

だから

町内会にも(イヤイヤながらも!?)参加するし

人前で嫌われないように、むしろ役に立ちたい!と行動します。

感情は何らかの行動を促すのです、生きながらえるための行動です。

 

過去の長い間、常に命の危険があった世界で、脳はそれに適応して進化してきた。

弱肉強食の世界・・・。 - 大津日記 since 2004

 

そんな脳が、私たちに抱かせる感情は、必ずしも現代生活には適していないかもしれないけど

ストレスマインドセットがウェルビーイングに与える影響 ...

 

でも

感情は本来、

脳が、自分を助けるために生まれるもの

ととらえれば、

それを客観視して手放しやすくなる、のではにでしょうか。

 

★感情は外の世界と体の内側の情報が出会い、さらにそれが記憶と合わさって生まれる

感情は

外側の世界で起こっていることの反応として起こるのではなく

それと同時に体の感覚も合わせて、(記憶も)そのうえで感情が動きます。

同じことが起こっても

体の状態によって快にも不快にもなるということです。

お腹の調子が悪かったら、どんなご馳走にも喜ぶことはできないですもんね。

それに

体の状態(内受容感覚)がわかると感情を客観視しやすくもなります。

これ

今回のサロンでは

足裏の感覚の大切さ、としてお伝えしてしてきました。

 

★脳は幸せなどどうでもいい、幸せを求めても幸せにはなれない

脳は

何かが起こるのを待っているのではなく

何かが起こるのを事前に予測(フィードフォワード)し、実際(その結果)と比べている(フィードバック)

これは

次回のサロンでお伝えしようとしている事に近いです。

脳は次に起こるであろうことをいつも予測しています。

身体もその予測のもと、動いています。

脳の予測と実際の結果に差があると

私たちはその差に「ハッ」とします。

そこに感情が生まれます。

予測と違うからイライラしたり、喜んだり、驚くのです。

ザ ストリングス 表参道のクリスマスケーキ2021、カラフルチョコ ...

差が無ければ生まれないのです。

そうやって脳は常に学習しています。

次なる出来事へうまくい対応するために。

だから

幸せを追い求めても幸せにはなれない。

???

幸せを予測して動いても、結果は伴わないことが多い

そこには

幸福感としての「ハッ」がないからです。

真逆の「ハッ」はあるかもしれませんが。

 

それに

脳は幸せなどどうでもよくて

人は満足する生き物ではなく、常に不安があるもの

それによって生き延びることが出来た

だから

幸せは長く続かないものなんだ

といってます。

 

ここには

何をもって幸福とするのか、という個々の価値観の差があると思いますが

まあ

脳は幸福を求めてはいない

ということがわかると

そうでない状況も受け入れやすいといえます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上

近いような

そうでないような感じですが

でも

全て正解なんです。

自分の価値観

自分の感情を客観視できるのならば。

この本

読みやすいので、機会があったらどうぞ~