今日もオンラインレッスンが出来たことがありがたい。
コロナによる分断の思いを味わった後だったからなおさら。
分断
これは私が感じたことなのですけどね。
昨日電話で話した友人から
感染者であるということに驚かれ
自宅待機期間が終わった後、陰性の状態であっても家の中には
「菌が家中にいる状態」なんだよ
来週であっても
「そこ(我が家)で料理したもので誰かが感染するかもしれない」よ
というようなことを強く言われました。
私は
とても心外でした。
そして
感染リスクが高いのは陽性者からの飛沫感染であり
ドアノブなどからの接触感染のリスクは非常に少ないけど可能性はゼロではないこと。
そして両方とも
陰性の状態ならばリスクはないでしょう。
ということをを伝えました。
新型コロナウイルス感染症にかからないためには | 国立がん研究センター 東病院 (ncc.go.jp)
コロナの接触感染は気にしなくていい? : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
でも
全然納得していないようでした。
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なんだか
その時私は
自分の体に共生するウイルスと一緒に主張していたような気がします。
数日間私の体の中にいたウイルスという異物は
私の中で
すっかり自分そのものになっていたのかもしれません。
一昨日、お見舞いに来てくれた友人からモンブランをいただきました。
モンブランは食べる前は美味しそうな異物(体の外側にあるもの)です
モンブランを食べて口の中でとろけて胃に流れていく
自分の体に同化していく瞬間は至福のひと時です
でも
口の中に入れて租借し
それを吐き出したとしたら
見るに堪えない代物がそこにあります
もう一度食べたいとは思えない異物に成り変わっています。
排泄物も同じでしょう
数秒前まで自分の体内にあったものが
排出された瞬間に汚い異物となります
ウイルスも同じ
自分の外側にいる間は絶対に感染したくない異物です
なのに
自分の体と同化してしまうと
異物感が薄れるのです‼️
なんとか共存しようとする体を肯定的にとらえようとする。
でも
私以外の世間から見たら
自分は急に避けられるべき存在になる。
自分が世間から見た異物になるのです!
そして
そんな自分を
ウイルスと共に世間の対岸に渡ってしまった自分を
守りたくなるような気持になる。
だから恍惚感を時に味わったり
対岸にいる相手に大丈夫だからと説得しようとする
結局これも
自分の体、存在のいとおしさのあまり出てくるような感覚なのだと思います
ウイルスに是も非もない、善も悪もない、過去未来もない
人間がそれを決めるのです。
感情を揺さぶられるのです。
分断の強弱も自分で作り上げています。
昨日ちこちゃんが言ってました
カレーのにおいをかぐからカレーが食べたくなる
のではなく
カレーが食べたいからカレーのにおいをかぎ分ける
のだと!
これは嗅覚の特性ではありますが
脳の働きのしなやかさを物語っています
もっと言うと
生存意欲をあらわすと思うのです。
分断というのも
自分の生存意欲に関わる知性の一つといえると思います。
イイのやら、そうでないのやら~
今日
クッキーが食べたいから焼いたのでなく
お嫁さんに喜んでもらいたいからクッキーを焼きました
新人姑の生存意欲から(笑)