身体感覚は体から遠ざけることが出来る

3、4年前に

アレクサンダーテクニークの講習を1年間受けたことがあります

その時に

❛体の先端をリードさせて動く❜

ことで体の余分な力が抜けて動きが楽にできる

ということを体感しました。

今はアレクサンダーテクニークの別の先生のレッスンを目にする機会が多いのですが

似たようなことを言われます

例えば

指の先端を意識してペンをとりにいく

とか

ペンの先端をリードさせて字を書く

とか

そうすると確かに

肩や肘、指の余分な緊張が無くなるのです・・・・

私のヨガの動きにも大いに取り入れています!!

 

この本

触覚の面白さ、奥深さが書いてありました

特に私が注目したのは

体を意識できる空間は道具を使うことで拡張できる

という点です

サルを使った実験があるそうです

サルに熊手を使えるように訓練すると

身体の近接する空間の意識が、体を離れて熊手の届く範囲まで拡がるのです!!

上の図で、訓練する前は手指の触覚、視覚を受ける脳の活動は手の平のみにとどまるけど

訓練後は熊手の大きさ全体の情報を受けて活動するようになる

ま肩周辺の活動に反応する脳の部位も、道具使用後は熊手が届く範囲までに広がって反応するようになっています

脳が作る身体の輪郭には可塑性があり、例えば私たちが杖を使うとき

車を運転するとき、それに合わせて自由自在に形を変えているのです

脳で感じる身体感覚は、体という境界線を越えて刺激を受けるのです

私達が何か道具を使うときは脳で受ける身体感覚は変容しているのですね

ハサミを使うとき

掃除機をかけるとき

ラケットを持つとき

包丁を握る時

それぞれの道具が及ぶ範囲に身体感覚は拡張する

そして

ここで先端リードを思うとき

体はふっと楽になります

道具を手にしたら、身体感覚としては広がる素養があるのに

道具を道具だと区別、分離して、自分の体がそれを操作するんだ、と強く思えば思うほど

体は緊張を強いられます

なので

道具の先端にまで身体感覚を広げてみる、

または

道具が自分の身体の一部だと思うことで

体の緊張なく道具を使うことが出来るのです

これ、車を運転するときにも役に立ちます

どうするかというと、、、

タイヤが自分の腕の延長にある!と思うのです

これ

試してみてください!!!

触覚、視覚の話でした。

レッスンでも取り入れていきますね