今週のレッスンでは
身体をあえて不安定な状態におくことで
バランスを保とうとする体の機能を働かせる、ということをしています。
目をつぶって頭を動かしたり
おへそのあたりから左右に側屈したり
ペアになって不意打ちをかけるようにバランスを崩そうとしたり
そんな中でも体は
姿勢をもとに戻そう、安全な並びを回復しようとします。
そしてそんな刺激をした後は
体の動きが変わります。
前屈や後屈、ひねりの動作も大きくなります。
そんな風にして背骨の可動が増えると背骨を感じやすくなりますね。
すると
中心軸をとらえやすくなるかと思います
最後に
この、中心軸を運ぶイメージで歩いてみました!
皆さんの感覚はいかがでしたか?
これまでの感想は
「歩きやすくなった感じ」
「姿勢がよくなった感じ」
「いつもこうやって歩いています」
「・・・・あまりよくわかりません」
などなど。
実は
先日行った山行の時、帰り道の大天井山頂~燕岳までの2時間のあいだ、私たちの近くを同じくらいのペースで歩いていた方がみえました。
写真に写っているオレンジのズボンの男性。
今思えば偶然にも映っていました!
道中、後半で何となく会話が始まり、到着した燕岳のベンチでもそのまま色々お話。
おやつ食べながら(おやつなんですッ)
山の話を色々した後で
「いつも何かトレーニングしているんですか」
と、質問されました。
私の歩き方や歩くペースを見て何かしている人だと思われたようなのです。
なので
「ヨガしています!」
と、答えました。
太字にしときました(笑)
歩くとき、私が意識していることの一つはこの
中心軸を左右の足の中央に置くという
中間重心です。
いつも皆さんにお伝えしていることです。
それから
今日、午後のレッスンでは
「歩くときもそうですが、(同じように意識して)私は梯子を上ることや、梯子に登って木を刈る作業が怖くなくなりました」
と最後にHさんが教えてくださいました。
Hさんはご自分の家のみならず、家の隣の公園の手入れも自主的にされている超はたらき者です。
ご主人がすると危なっかしいからHさんがされるんですって!
身体が不安定な状態に置かれた時にも、中心軸の意識があれば恐怖を感じにくくなります
これは登山時、岩場の通過の時に大いに役に立ちました。
中間重心
皆さんも生活の中で時々思い出してみてくださいね。