今週のレッスンは
足のマッピングをして立つ、ことから始めてます。
特に足裏のアーチ、足首、すね、膝。
これらの位置と、その働きに注意を向けて立つのです。
ただ立つのと比べて大いにその感覚は変わります。
あと実際に体に存在しないものをイメージしてみます。
今回は「頭に映えている角」を想像しました
この角を真上の天井に向けたり、斜め上方向や後方にも傾けます
あと床に突き刺す方向にも持っていきます。
存在しない角を自分の体の一部であるかのように動かして
身体の向かう方向性を脳で明確にできます。
あとは目の使い方ですね
これで背骨の感度をさらに上げます。
・・・・・・・・・・・・・・
今日の午前は土岐市主催の65歳以上の方対象のレッスンでした。
最後に代表の女性とお話したら
「後ろから見ていて最後に皆の姿勢が変わったことがわかりました!」と気付いて教えてくださいました。
ただ立つ、ということを深く掘り下げる
とか
どのように立っているかを観察してみる
という機会はあまりないかもしれません。
静止した状態でそれが出来たら、動く過程や動いた先、また動きながらでの観察眼も磨かれます。
さらには日常の様々な場面でも体へ注意を向けやすくなるでしょう。
午後のレッスンでは
仰向けで目を使って背骨をひねってうつ伏せになるという動作を数回しました。
そうしたら参加された方が最後に
「あの動きは私が以前、介護の仕事をしていた時にやっていたことと似ていてそのことを思い出しました」
と言われました。
始めて声をかけてくださった女性です。
午後のもう一つのレッスンでは
「腰がしんどい感じがしたよ」
と、いつも参加してくださる男性がいつものように正直に教えてくださいました。
皆さんの感想は、参加した方の人数分違いがあることと思います。
体感は千差万別。何を見ているか、何を観察するのかも違う。
私は様々に提案します
こんな風にしたらどんな感覚になりますか?
こういう使い方をしたら体の動きはどうですか?
順番を変えたら、目の見方を変えたら、呼吸を変えたら、安定しているところを感じてみたら?
お一人お一人の身体の中での反応を言葉にしてみてください
そして私にも教えてくださいね~~
私自身の反省にしたり
この場でもシェアしていきます!!