ここ数日
時間さえあれば読んでる本
やっぱり出口先生著。
引き出しの多い出口先生は
歴史大好き人間ですが
この本
哲学と宗教の歴史が全部詰まっています
タイトルのまんま!です
その解説の仕方が出口流。
まずは
「なぜ今宗教と哲学なのか?」
という話から始まります
哲学も宗教も原初から人間が抱き続けてきた
問い
に対して答えを見つけ続ける中で生まれてきたもの。
それは
世界はどうして出来たのか、また世界は何でできているのか?
人間はどこからきてどこへ行くのか、何のために生きているのか?
この2つに要約される、と。
その問いへの答えを見つけることを通して
この世の中の不平等さ、病気や老い、死、などに恐れ、おののく人々を助けたい!
世界を丸ごと救いたい!
そんな風に考えてきた偉人たちの思想や業績を紹介いきますよ~
と最初に書いてあります。
そして先生自身が
世界初のインターネット保険(ライフネット生命)を誕生させるときに
この宗教的、哲学的な偉人たちの考察が役に立ったというのです。
それは現在の大学学長の職をこなすときにも、人生の節目節目で役に立ってきた、と。
だから
きっと皆さんにも何らかの役に立つことでしょう!!ということが書いてありました。
もうこのあたりを読んで、その後のページをめくるのが楽しみになりました。
これ
宗教や哲学の勃興した古代ギリシャから始まる3000年の歴史をまとめています
460ページにも及ぶ分厚さ。
今355ページめ。
読みたくなるのは
まとめ方がうまいから。
先生独自の視点でのまとめ方で関連する人物を並べたり
基本的に時系列だけど
中国にとんだりイスラムに戻ったり、
横との関係性がよくわかるようになってます
宗教や哲学が権力をうまく利用したり、利用されたりの泥臭さがわかったり
その人のエピソードとか裏話とか先生の個人的見解とかあって
飽きないんです~
普通の哲学書や歴史書ってすぐ飽きちゃって放り出しがちなんですけどね。
やさしく手助けされてる感じ。迷わないように。
高校の時
世界史勉強しててよかったあ
金箔のように薄っぺらい知識しかなくところどころ穴あきの状態だったけど
おかげで
この本が面白いと感じられるから。
そして
必死に穴を埋めようと思えるから。
あと
100ページだけど
かなり行ったり来たりしながら牛歩してます
お陰で
長く楽しめます
おまけ
福井に釣りに行ってきた次男が
先月と同じようにアジを沢山釣ってきたので
頑張って揚げました!
珍しく手伝うと言い出して
途中でバトンタッチ!
帰宅したら出来上がっていた。
クロダイも
おまけ
今日も昨日と同じ散歩道
今日は名駅のビルがうっすら見えました