さぶ 人新世の資本論 を読んで

[本/雑誌]/さぶ 山本周五郎コレクション (文庫や    78-  1)/山本周五郎/〔著〕

さぶ

を読み終わりました。

登場人物の行動、態度、話っぷりの描写から

彼らの性格がよくよく想像できて

物語に一緒に取り込まれながら

「ああ、もう怒らない怒らない栄一さん」

「サブちゃん何でそんなに謙虚かなあ」

と心でつぶやきつつ読む。

彼らの人間模様とその変化がこの物語の醍醐味、と思いました。

そして

物語を際立たせてくれたのが巻末の文章

編者解説

これを読んで

さらに

なるほど、そういうことね!!と膝を叩きました。

特に最後の一文

「さぶに近づくのは私たちなのである」

って

そこで再び私は

物語に引きずり込まれて引き戸(おそらく)を空ける自分を想像してしまいました。

編者先生さすがですね。

もう一冊今日読み終えたのは

昨年のベストセラー

人新世の「資本論」(集英社新書)

これは新しい資本主義の在り方を提言する本です

https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/1035-a/

資本主義の負の面を克服するためにはどうしたらいいのか

マルクスの資本論の深~い洞察を基に

自身の見解を語っています

 

人権、気候、ジェンダー、資本主義 すべての問題はつながっている

本当に価値あるものを産生することに目を向けるべきだと。

これは

社会の問題はもとより

自分自身への問いかけとなっています。

この本がこんなにも読まれていることは(2021新書大賞)

そんな一過性でないメッセージがあるからなんだろうな。

図書館で借りられますよ~。

 

追記

美しい、赤きゃべつって。