先月まで行っていたサロンで
体質の改善を脳から考える
という講座をしました。
自分の思考にどんな癖があるかな、とみようとすること、
そして
コンフォートゾーン(価値観)を広げていくこと、
そのことによって
社会と“適切に”交わることができる
それが東洋医学的な理想なんです、とお伝えしました。
先日、帰省した次男が
家に置き忘れた行った本を読んでいたら
サロンでお話ししたのことに近い点があったんです
なので
3つにまとめてみました。
この本です
![](https://www.shinchosha.co.jp/images_v2/book/cover/611024/611024_l.jpg)
「スマホ脳」
「運動脳」
の作者です
★脳は私たちを生き延びさせることが第一の仕事である
そのために「感情」を作ったと。
たとえば“不安”という感情。
特に孤独を不安と感じやすいけど、
私たちは集団でなくては生きていけないから、
群れから追い出されることは危険(死)なんですね。
![仲間はずれにする心理から仲間外れにされやすい人の特徴、対処法 ...](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG5ryILNkk4evCkkEeHbrO9cg5LAK885CKoc5aUFLjGQsddtrnLBqUTDFx2qpz8tm0K_FUW2hmUzZuJNoJprinZ6vBFL1pr1MxP-WqEJ52PvD7M8wm2RDU82vmIFN1Pv4RS8e_zexnESTpDQk0-nGKoB7HpOzEPQdXhC-_OSFUv6QD_nsWftuFF_fAP17pbTI2GC2JXUfEXuIElpl2kRbveeNZi1Tkg-Eo6yC4Ucejmj9hCMMART10XB2GlT736NDkA==/image3-29.jpg?errorImage=false)
自分に難があったときにだれも助けてくれないッ というのは強い恐怖です。
だから
町内会にも(イヤイヤながらも!?)参加するし
人前で嫌われないように、むしろ役に立ちたい!と行動します。
感情は何らかの行動を促すのです、生きながらえるための行動です。
過去の長い間、常に命の危険があった世界で、脳はそれに適応して進化してきた。
![弱肉強食の世界・・・。 - 大津日記 since 2004](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqGyqPZAayYuHzw6fFNhYzNCUdIzoRPFtz6Zb4jJOOtEnBa7lfbWQCZP5ojTked8XFYA5YfpZXutTBH-jU7CER14r08A4ICwE0vLOjAFg-u8Pid0XRgvS1dkUzsTp1yDMALHRnadgH128TAXNSEu3NfbYH2gavkLZGySqDUMMgixxvTA5qUvoWLpYGdMhN7czjgM8MgPnrfK3lBXKhUU4ZBK4H4ZLHEFuFaiEnPzy5a91gfrHW7s8TeEWPW1CX056crQ==/2915c7958cfea82ed84e7e184c4b4a5d.jpg?errorImage=false)
そんな脳が、私たちに抱かせる感情は、必ずしも現代生活には適していないかもしれないけど
![ストレスマインドセットがウェルビーイングに与える影響 ...](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG21bOgAFnhUQ6aWlMO7O5iKTKEZUQf19tEqqox8lXNaC9gzB8uW5waXp58hm1kp10nyiQVLHLIQ99uJKx63LJjswvHxe6bO0yYEbtA6_W8cWIIH4Xk91Wb0EF1JUqe16JxVvKgoPSXHBAwJFu6oE2sqAIDhEZqJ3eK3HvI6UaYUpq5YPwmbrftXkcMePaRU3-XjjZRi1FB-ZWi8GHpJ57BEULmIbQcV2uuX-_nvCIvtL98ZvYSecMblIHHCcC3qGsacaQPtP-yHka4132rW-klU=/20230106c01.jpg)
でも
感情は本来、
脳が、自分を助けるために生まれるもの
ととらえれば、
それを客観視して手放しやすくなる、のではにでしょうか。
★感情は外の世界と体の内側の情報が出会い、さらにそれが記憶と合わさって生まれる
感情は
外側の世界で起こっていることの反応として起こるのではなく
それと同時に体の感覚も合わせて、(記憶も)そのうえで感情が動きます。
同じことが起こっても
体の状態によって快にも不快にもなるということです。
お腹の調子が悪かったら、どんなご馳走にも喜ぶことはできないですもんね。
それに
体の状態(内受容感覚)がわかると感情を客観視しやすくもなります。
これ
今回のサロンでは
足裏の感覚の大切さ、としてお伝えしてしてきました。
★脳は幸せなどどうでもいい、幸せを求めても幸せにはなれない
脳は
何かが起こるのを待っているのではなく
何かが起こるのを事前に予測(フィードフォワード)し、実際(その結果)と比べている(フィードバック)
これは
次回のサロンでお伝えしようとしている事に近いです。
脳は次に起こるであろうことをいつも予測しています。
身体もその予測のもと、動いています。
脳の予測と実際の結果に差があると
私たちはその差に「ハッ」とします。
そこに感情が生まれます。
予測と違うからイライラしたり、喜んだり、驚くのです。
![ザ ストリングス 表参道のクリスマスケーキ2021、カラフルチョコ ...](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG5QfZ39Dpdbn1mTb6rFF7rQ_ZZYbneHnPiQIbddIgHLOxw6RcNP7t2dwTXnAyZL7QNSoKa-f2lex2gCU08vakkM8H_S2M5KEUWOPO00scRQMOGFJ9qGPveFjbC4mToShzaXx-FXY7Vhm9_bygigb2JpT30Jo1tbCSn62ukmS4PDc/Kdw.jpg?errorImage=false)
差が無ければ生まれないのです。
そうやって脳は常に学習しています。
次なる出来事へうまくい対応するために。
だから
幸せを追い求めても幸せにはなれない。
???
幸せを予測して動いても、結果は伴わないことが多い
そこには
幸福感としての「ハッ」がないからです。
真逆の「ハッ」はあるかもしれませんが。
それに
脳は幸せなどどうでもよくて
人は満足する生き物ではなく、常に不安があるもの
それによって生き延びることが出来た
だから
幸せは長く続かないものなんだ
といってます。
ここには
何をもって幸福とするのか、という個々の価値観の差があると思いますが
まあ
脳は幸福を求めてはいない
ということがわかると
そうでない状況も受け入れやすいといえます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上
近いような
そうでないような感じですが
でも
全て正解なんです。
自分の価値観
自分の感情を客観視できるのならば。
この本
読みやすいので、機会があったらどうぞ~