南アルプス縦走

黒戸尾根を行きたくて本日行ってきました

https://www.yatsugatake-nc.com/2023/06/26/%E7%94%B2%E6%96%90%E9%A7%92%E3%83%B6%E5%B2%B3-%E9%BB%92%E6%88%B8%E5%B0%BE%E6%A0%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9/

かなり頑張ったのに

まだ1合目

ここから

はしご場が多くなる

そうして出来たら周回コースにしたいと思ってねらっていました。

https://yamap.com/activities/40946895

なのですが

周回コースの途中で

自分の体調が悪化して

途中で倒れこむように熊笹の上に仰向けになって

しばらく動けませんでした。

そうしたら

自分の身体にたくさんのハエがまとわりついてきました。

まだ死んでないのに・・・

でも

死ぬかもしれないと思ったのかなぁ

体力消耗している人間はわかるのだろうか、、、」

倒れこむ前

手がしびれ始めて

足が動きづらくて

あと3時間も、とても歩くことができないと思ってました。

 

倒れこんだ後

以前、各務ヶ原アルプスを隅から隅まで往復した時も同じ症状があったので

その時と同じ対応をしました。

何をしたかというと

おにぎり食べて寝たんです(笑)

そしたら

その後は回復して

別人のように歩けました。

周回コースは

岩場があったり砂場があったり、ロープや鎖場、階段がある超バリエーションルートでした

そのうえ

目印が黒戸尾根に比べて極端に少なくて

かなり道迷いしました。

 

それに

手持ちの水分の量を少なく勘定していて

水が足りないッ

節約しなくちゃ

と、思い実際そうしていました。

体力も精神力も消耗気味だったかもしれません。

この時期の長距離ハイクはホント気を付けなければ!と思いました。

 

実際の標高差は2,900以上でした。

苦労の連続でしたが

迷いながらも岩場もロープも楽しく

見どころは沢山ありました

 

 

動画見てくださいね

 

https://youtube.com/shorts/6Vs7hXBdlro?si=IV9PYw0srhW6V3_K

 

サロンの感想です

金曜からの多治見でのサロン

無事終了しました!

合計8名が参加してくださいました。

テーマは

東洋★性差学

今回も

内容が盛りだくさんでしたので

どこまで話しきれるかな、と思っていました。

参加された皆様の様子や

出てくる質問、感想等で毎回話す内容、速度も変化しますので、、、

 

サロンは

どういうことかな~?

とか

分からないな~?

とか

モヤモヤがたくさん起こる場だと思います。

皆さんの

「わからない」

が、わかると

私も自分の軌道修正ができます。

なので

出来るだけ皆さんの言葉を聞くように努めました。(そういうつもりでした)

 

物事の視点を変えるには

学びが必要です。

私は

この性差学という学びに触れて

それを日常に活かしていくことで

さらに自分への安心感が増しました。

幸福感とはちょっと違う感覚です。

それには

陰が大事なんです。

このこと、皆様にも

知ってほしいあ~と思って

資料を作り、そして対面でお伝えしました。

色々な感想を聞けたことは

自分のさらなる学びになりました。

 

 

参加者の方の感想を一部紹介します!

 

忙しい日常で自分の時間が少なくなり、モヤモヤと落ち着かない毎日ですが
サロンを受講出来て良かったです。
足裏を感じる…忘れがちですが
足裏から骨を確認して
自分の体を労り見つめてあげたいと思いました。

今回も新しい発見知識を与えてくださりありがとうございました

 

陰の感覚…なかなか意識しないとですが、少しわかった気がします。

意識する練習を思い出してはできたらと思います。仕事でも試してみようと…
差別としゃべつ
深いですね。平等と公平も…とても勉強になりました、し…捉え方しだでどんなマイナスなイメージな事もプラスの発想に…自分自身の捉え方次第で、、ですね?今回の一番私の心に残ったのは、昨日も話しの中で言われた…
諦めるとはあきらかにすること…
最近の私の中で一番素敵な言葉で腑に落ちた言葉となりました。
ありがとうございました。
私の周りの人に伝えたいなぁ〜と感じました。
いくつになっても学ぶ機会は大切と痛感しています。

神社と女性の体の話はホントにビックリしました⛩️

足を意識して立ち、自己紹介するワークも、試してみたい場面が浮かんだので今度やってみますね〜

終わった後に話された、「仕事も依存」を聞いて思ったことがありました。

少しでも社会と繋がっていたいから仕事を辞めたくない(陰)
また新しい場所で一から人間関係を構築する気力が湧かない(これも陰)
だから今の職場に不満があっても辞められない(陽)、でしょうか…

実は最近、親戚間でちょっと困った事があり、なんでそうなる?という状況もありまして、自分のコンフォートから少しズレる機会をもらっていました。

今日の話しやワークで、足を意識して話し合いをすれば良いと気づきました。
確かに、心臓バクバク、頭に血が上りふわふわしていて、足を意識したらきちんと話せそうな気がしました!

毎回ドンピシャのお話しです、ありがとうございます😊

 

性差学は第2話で完結です

次回もお楽しみに。

そして今回の

第1話もリクエストがあればお応えします。

ご希望ありましたら教えてくださいね。

 

おまけ

多治見散歩

 

遠方からみえたお客様を案内して

織部ストリートへ

陶芸体験にもついていきました~

 

久々に家族に作った昨日の夕食

中央は

〝にらたま〟

なんですよー(笑)

にらが豊作で(‘◇’)ゞ

こちら

帰宅して用意した今日の夕食

こちらキュウリとミニトマトが豊作でして、、、

おしまい

長~い名の山へ(体幹部⤴動画付き)

昨日、

長~~い名前の山へ。

出かける時は土砂降り☔

でも

天気予報を信じて山梨へ向かいました。

ここを9時スタート

森の中は

霧の中

苔がきれいでした

このあたりが一番天気よかったかな

雨が降ってきそう、、、

昼前に

降られました(´;ω;`)

大菩薩量嶺を超え

もう二つピークを越えた先にある

牛奥ノ雁ヶ腹摺山

名物の立ち枯れた木を眺めながら下山~

 

 

体幹部のありようで

呼吸の快適さや疲労感変わってきます

鍛えるよりも

養っていくのが適切と思います。

動く時にも役立つ感覚です。

みてくださいね

https://youtube.com/shorts/qkyMe5aol2Y?si=f7cxJg-FOxOE_AvX

 

父のおかげで梅仕事 動画あります

今住んでいる家の裏庭に

一本の梅の木があって

毎年のように実をつけるので父がそのたびに収穫していたようです。

5月に3週間ほど入院していた父は

この時期に採れる(採らなければいけない)梅の実のことを

ベットに横たわりながら気にしていました。

父の状態をみて

「それどころじゃないでしょう」

それに

梅の実を採る気のまったくない私は

「今年は仕方ないね」

と言っていました。

 

5月最終日に退院した父は

自称リハビリだと言って入院数日後から梅をとり始めて

6日目にはすべて採りつくしちゃいました

毎日毎日

母に

「いい加減にやめて」

と言われながら、、、

毎年20キロ採れるらしいけど

今年は少なめだったかな・・・

 

大量の梅は

6キロを梅酒にしました。

梅酒の瓶はこの家に大量にあったのです

その中には

飲みきれない梅酒が入ったままで。

毎年採れる梅を捨てるのがもったいなくて

母がどんどん瓶を買い足しては

梅酒を作り続けていたのです。

家の中はリビングにも、押入れにも、2階の収納庫にも瓶がいくつも置いてあったのです。

だけど2年前

母が事故をした時に帰省した私は

一気に家の中の大断捨離したんです

この時、弟にも手伝ってもらって梅酒の瓶ぜーんぶ捨てちゃったんです

中身ごと!

その数

20瓶。

物をどんどんため込む母への反発心もあって

一個だけ殻びん残しておいたんです。

 

梅が大量にあるなら

梅酒でしょう(わたし的に)

なので

買いました、二つ。

母は喜んで買いに出かけていきました。

 

というわけで

これ。

砂糖なしの梅酒

梅6キロで梅干し

かめは捨ててなかった(;^_^A

梅ジャム梅2キロ分

あとは

梅シロップで一キロ分

残りの梅は

差し上げたり

処分!

思わぬ梅仕事できました。

 

父の回復は続く・・・

笑えるリハビリもあり

動画見てね

https://youtube.com/shorts/rmXW5t87p8g?si=8IfmI5gNJVyazIZ2

 

 

 

 

 

養老さんのエッセー

いつも頭の中で色んな思考が繰り返されている

こちらに転居してから

特にそうなっている、と思う

自分のやるべきタスクのことが最も多い。

 

小学校での授業は

その準備に〝きり〟がないと感じる

(自分の中の)タイムリミット、ギリギリまで考えて臨むけど

吉と出るかそうでないかは、それに比例する時ばかりじゃない。

子どもたちへの教育の現場では自分の力の不足を感じる。

とにかく

経験が少ないから日々無駄な骨折ってるなあ、と思う。

それに加えて

両親の身体のこと

両親の食生活のこと

あと

過去はあまり思わないけど

1,2か月先のことを考える。

これもまあ

無駄骨か、、、

昨日も

数回先の授業のことをぐるぐる考えながら学校に向かっていた。

そしたら

ラジオから養老先生の声が聞こえてきたので

聞いているうちに

そちらに自分のスコープが変わっていった➡

 

肺がんを患う養老さんのことば。

「最期に近くなってきた今、一日の重みが変わる、

顕微鏡で見るように、時間が拡大してみえる」

解剖学者的だなあ👏

「今の感情は言葉に出来るけど、過去の感情は言葉にできない」

身体の状態で感情は変わるから

過去の身体で考えたこと

今の身体で思うこと

これは

確かに違うのだろう、、、

「言葉では伝わらないことがある、それが大切だとおもう」

そして

「メメントモリということばが、今は違って響く」

想像、、、、

 

最期まで聞いてから

車を出た。

それまでとは違う準備ができた!!

と思えて

足取りが軽くなった。

 

その時のラジオからの養老さんの声、聴けます

https://youtu.be/MOfN1aFzfeE?si=HvkLhcizpKbLuSQH

 

 

 

 

 

 

身延山へ

昨日登った山は

身延山。

https://www.yamanashi-kankou.jp/rekitabi/chishiki/nichiren.html

ふもとにある久遠寺まで上がる途中の参道で

参拝客の行列とすれ違いました。

立派な山門

ここをくぐると

おお~名物のものが

わ~~

視界が階段で埋まる👀

数えながら上がると

287段?

ここですでに達成感の汗(;^_^A

青い帽子は友人なんです!

結構早い!!

この山は

参拝者への配慮で

8割以上は塗装された道です

目印も細やか。

ここは38丁目!

道沿いにはお寺が散在していて

お参りしながら登るようになっています。

人懐っこい友人は

聞き上手な人でもある

山は

ガイドさんとも一緒に行くみたい

ちなみに

長年続けている茶道は師範級なのだ。

根気のある人。

掃除もしたくなる⁉

2時間後、山頂!

身延山に何回か登っている友人は

抜群のお弁当スポットを知っていた!

おお

南アルプスの悪沢岳、てっぺんが見えた~

なんと!!

みんなが山頂でよく食べてるやつを持ってきてくれた🍜

「ちえこはガスを持ってるだろうと思ったけど・・」

いえいえ

買う予定もないです(笑)

今回は強力な保温ポットを持参してくれた

重いのに、、、

ありがとう

下山

杉林が続く

見どころはここ

戻ってきました

おかえりなさい

おしまい

https://youtube.com/shorts/K1m4WiC0u0M?si=b7ptzTmHVjoa6DIG

 

 

性差学のサロンに向けて

先日

Aさんからこんなラインをいただきました。

実はちょっと落ち込んでいます
まさに「性差」についてです

Aさんはある会で津田梅子さんの著書を学ぶ機会があったようです

津田梅子先生新札5,000円札|お知らせ|同窓会|一般社団法人 ...

https://www.tsuda.ac.jp/aboutus/history/index.html

 

津田梅子は留学したアメリカで優れた生物学者だったそうです
国費で留学したこともあり、学者の道を進まず、独身を貫いて女性の為の塾創設に尽力したそうです

それで、女性が社会で働くことをどう思うかという話になりました

参加者の複数の男性はどの方も同じような意見だったそうです。

女性があまりに社会進出すると少子化を助長する原因になる、それが今の日本だ
とか
女性しか子どもが産めない
だから女性が育児をした方が絶対にいい
など
子どもがいない私には反論もできず、肩身が狭く、俯いて聞いていることし

参加者の方達はほぼ私と同世代で、普段は温厚で教養のある方です

東洋医学に興味はありますが、この年で性について考えたくないなぁと正直、思いました
子どもがいないことを後悔するだけのような気がしたからです

皆さんはこのような考えに触れたとき

どのように思いますか???

もし皆さんが

Aさんの立場だったとしたら・・・

 

私はまずはAさんの苦境を労ってから以下のような内容で返信しました。

その方たちはそれが正解だと思っているのです。
あるいは
誰かの意見に同調して流れに任せて言ったのかもしれません。

(自分の価値観を変化させ得るような)それ以外の価値観に出会う機会が無かったために、あるいは機会があっても受け入れられなかったためなのです。
その価値観は参加された男性を助ける意味のあるものかもしれない、
でも
「絶対」はないのです。

どんな価値観に触れても
自分を観ることが大切です。
性を考えるのは(厳密には性差)
人間を考えること。
自分を知ることです。
出産経験の有無や年齢に関係なく健全性のために必要な事なのです。

 

実は女性は

自分と違う考え方、価値観に対して

敏感に反応して敵対しやすい

傾向があります。

自分がモヤモヤっとしたときは

自分(の価値観)を観るチャンスなんですね。

 

私は実家で両親と暮らしながら

新しい小学校での仕事に携わりながら

日々おおいにおおいに

モヤモヤしています(笑)

学びを生かせる場が多いということ、かな(笑)

 

ちなみに

男性は

違う価値観に対して

それらを受け入れない

という傾向があります。

 

性差があるから

どうやったら楽になるか

どうやったら

大きなモヤモヤをほどほどのモヤモヤにするのか、が違います

 

自分のために学びましょう

2回の性差学が参考になると思います!!

 

 

 

 

骨盤底筋の意識で登山

骨盤底筋を意識した歩き方

神聖なものを運ぶ

という意識で動くと

登山の感覚が変わってきます。

有難く

オンラインヨガで

準備体操してから

山へ!

路肩にとめて

ここからスタート!11時。

骨盤底が動く

自分が動く

確かめながら動く

すっかり忘れて

また思い出して

今日はきれいに見えるけど、、、

途中に置かれていた石①

こちらからも見てね

https://studio.youtube.com/video/LiVTSSUE5ao/edit

 

おまけ

下山後に入ったお店

ギャップがすごい

ネパール人いること覚悟で入ったら・・・

この道30年のママさん。

バリバリの日本人。

引き返そうと思ったけど

入って着席

ママさんとずっと会話しながら過ごす。

最後

チャイを分けてくれた(笑)

また行くね。

サロンへの質問、いつでも!

性差学のサロンのことで質問を受けました。

「性の差がわかったところで

家族への理解が進むと思えない、どうしようもないと思って諦めているから、、、」

また

「(異性に対するストレスがないので)あまり興味がないです」

という方もみえました。

なるほど、です。

 

私がヨガを今日まで継続してきた理由の一つは

身体の調子を整えていくことが、実は精神的な面にいい影響があるからです。

動物的な身体を基として人間的な心が出来上がります。

そしてそれは常に変わるものです。

だから継続する意味があります。

そして

そんな心と身体の仕組みを知っておくと継続への意欲が湧くと思うのです。

なのでサロンを設けて座学でお伝えしてきました。

サロンは、私が

「ホントにこれイイなな、皆さんにお伝えしたいな」

ということがあるときだけ行っています。

 

今回の性差学は

①自身の身体の仕組みを理解すること

②自身の精神の仕組み(心の働き方)を理解すること

③ (①②を知った上で)どうすることが自身の健康のために役に立つのか

を紹介していくものです。

東洋医学は

他人を変えようとするものではなく

自分のための学問です

自分をみるために真逆の性 (性差)をもって考えるのです。

 

また、上記の質問にあった、

【諦める】

とは

【明らかにする】

と、同じ語源のようです.

 

「明らむ=明らかにする」。仏教では、「物事の理(ことわり)をはっきりした上で、その理に合わないことを捨てる」という意味があります。

普段消極的な意味合いで使うことが多い言葉ですが

積極的に手放すことが本来の意味。

https://www.gentosha.jp/article/16457/?srsltid=AfmBOoq-JEX4_7VfjGkuwCiEZtSK0NNqIohz6Pt8sFIPxtCgICgYJv9j

(以前のサロンでお伝えした「我慢」も本来と少々ずれて使われがちです)

そして

東洋医学は【物事の理(ことわり)】の一つとしてそれを学ぶものです。

理(ことわり)が明らかになれば本来の意味で諦められます!

ニコニコで諦められる(笑)

どんな理(ことわり)もありだとは思いますが

今の私に最も腑に落ちるものです!!

 

あと

女性は成長できる特性を持っているんです!!

ストレスをも諦められるほどの。

もともと身体が神なので~✌

 

その他サロンについての

疑問、質問がありましたら遠慮なくおっしゃってくださいね!!

★日程

前編(総論) (すべて同じ内容です)

〇対面 多治見でします!! 

①6月20日(金)14:00~16:00 小泉公民館

②6月20日(金)19:00~21:00 南姫公民館

③6月21日(土)10:00~12:00 小泉公民館

④6月22日(日)10:00~12:00 小泉公民館

時間が合わないけど参加したいという方、できる限り対応します。お知らせください

〇オンライン 

①6月19日(木)19:00~21:00

②6月28日(土)10:00~12:00

各回2名様以上で開催します

後編(実践) 

7月に開催します

★料金

対面 4,000円/1回(紙の資料付き)

オンライン 3,500円/1回(資料はPDFになります)

 

ご希望の方はラインでお知らせください。

父のことです。

父のことです。

5月11日に倒れて救急車で搬送され

翌日手術して

そのまま21日間、3週間の入院でした。

病院に搬送されていくときは

「もしかして、もうお別れの時なのかも」

と思ったほどの状態でした。

内臓を検査した医師は

なんでこんな状態になるまで放っておいたのか、、、

もうちょっと早くこれなかったのか、、、

という感じでした。

「だってホントに病院嫌いなんですよォ・・・」

と、つぶやく。心の中で。

直ちに酸素マスク装着、複数の点滴。

一気に病人のようになりました。

 

長年、肺の状態も悪くせきが頻繁に出ていてそれが日常化していました。

せきと一緒に出る痰を自力で出せないと呼吸が出来なくなるということで

全身麻酔は使えない。

心臓にも欠陥があるのか脈は異常に高い。

腸の閉塞をすぐにでも取り除きたいけど

手術することに大きなリスクがあるということでした。

結果

長い手術は無事に済みました。

先生は

「全身状態に気を使いながらの冷や冷やした手術でした」

と。

私は

「おかげさまで命拾いできました」

と、お礼を言いました。

 

入院中の父は

せん妄の症状があって気をもみましたが

1週間ほどでそれも落ち着いてきました。

その後は

行くたびにまともな会話のできるいつもの父に戻っていった感じ。

ただ

ずーーーっと寝ていたし

入院中の2週間ほど、食事も水分も点滴での栄養摂取で、

さらにさらに

痩せていきました。

入れ歯も入っていないから頬がこけて骸骨みたい、

太ももは骨がつかめるくらいに浮き出ていました。

筋肉が減って

立ち上がれないどころか

ベットから自力で上体を起こすことも出来ない状態でした。

 

実は

私の学ぶAヨガの山本先生が4月に参加したオーストラリアでの研修で、こんなことを私たちにシェアしてくれていました。

 

皆様の周りにも多くの高齢者の方がいると思いますが、入院が筋骨格系に及ぼす影響の一つ。
オーストリアの在宅入院関連の学会に参加された医師のコメントをシェアします。
「入院関連機能障害(HAD)はすでに広く知られている。高齢者は10日間の入院で7年分の老化に相当する骨格筋の喪失があるとされる。入院の原因疾患や治療に伴う強い炎症などに加え、誤嚥を防ぐための食事制限、転倒を防ぐための動作制限、そして環境変化が加わることによる譫妄とそれに対する身体の物理的・化学的抑制・・・退院できたとしても要介護度や摂食機能が悪化しているケースは少なくない。脆弱な高齢者にとって、入院はその治療介入のみならず治療環境にも侵襲性がある」
10日間の入院で7年分の骨格筋の喪失に値する、、、。
驚愕的な数値です。
入院を計画している人ほど、事前に運動をして底上げを提案する事だなと思ったのでした。
21日での入院の筋肉喪失はさらに・・・なのだと思います。
なのですが
父はなんと
退院したその日の午後
「歩いてくる、自分でリハビリする」
と行って外に出ていきました。
ちょっと押せば倒れそうな爪楊枝みたいな状態で。
立ち上がるのにはつかまるものが必要で、数分かかっているのに。
よぼよぼ歩きの母がついていきました
まったくあてにならないだろうけど。。。
5歩も歩いては止まって休憩、の繰り返しだったみたい。
1時間くらいして母が先に帰ってきました(役に立つことはなかったはず笑)
父はその40分以上あとに戻ってきました(放っておく私)
次の日も歩いてました。
車から遠目で見かけた私は
「うわ、この老人倒れそう、大丈夫かな」
と思ったら自分の父でした。
退院翌日の日曜はキュウリの支柱を椅子に座って直してました
2日後には芋ほり
私と弟が掘り残してた分を
私は翌日の調理実習(野菜炒め)に
父の収穫したジャガイモを持っていって希望者には追加してもらいました。
生徒に好評だった!
そして昨日は
小さな小さな父のように細いラッキョウを収穫していた。
歩きたい!で動いてる
収穫したい!で動けてる
その意志に
日々感服しています。