A-yogaオンライン合宿

A-yogaの合宿

今年は家にいながらのリモート講義となりました

いつもなら

東山のホテルで総勢100名ほどでの対面講義ですが

今年はオンライン。

先生を真近に見ることが出来るし、画面共有(資料の画面)もズムーズで見やすく

集中して聞けたのがよかったところ。

先生の工夫で

具体的な体の観察やグループワークによる体感も出来て臨場感もアリ

これは

オンライン毎年でもいいかも!と思えました。

午前中の講義では

効果を出すための動き方の見直しが出来ました

午後は

ヨガの心理的側面への効果を上げるための瞑想に近い誘導法を学びました

2013年からAヨガの認定インストラクターになるための学びを始めましたが

先生の言っていることは一貫してます

それは

「身体へどんな刺激を送るのか、

その刺激の入力情報を変えることが重要」

ということ

特に

触感と関節の位置感

これを今回も叩き込まれました!!

運動能力を上げるためにも

そして

心理的な効果を上げるためにもそれは必要なんです!

実は

脳のレベルでは

思考と運動はよく似ているのです!!

まずは

放出されるホルモンが同じ。

思考するとき、スポーツするときの集中状態の時は双方ともドーパミンが分泌されます

また双方の注意警戒時はノルアドレナリンが分泌される

そしてもう一つは

機能的なこと

物事を考えるときも運動時も、目的に向けてもてる情報を選りすぐって操作して適切な出力をしています

例えば

今日の夕ご飯何にしようかな~とメニューを思考するときに、自分に出来ないものは作ろうとしないし(当たり前ですが)

また

どのような力加減でごみをゴミ箱に放り投げればうまくホールインワンするのか脳は瞬時に判断しています

このような作業って脳に蓄積された記憶、ワーキングメモリーを材料にしてそれを出力しているという意味で確かに似ています

脳にインプットされた情報、過去に入力された知恵や動き

これを材料にして私たちは思考し、動きます

だから

このワーキングメモリーこそ大事で

ここが豊かであれば

出力も豊かなのです

出口先生の言葉からたびたび歴史の出来事や人物が出てくることで独自のユニークな話になるのは

膨大な入力情報があるからですよね。

動きの質を上げるには

様々な感覚を脳にいれること

この時に特に触覚情報が重要になります!

また

豊かな思考って

ストレス耐性も上げます。多角的に問題を見れますもんね。

なんと

そこにも皮膚感覚の情報(触)の多さがポイントになってくる

これは

意外な事実ではないでしょうか!!

プロスポーツ選手のトレーナーでもある邦子先生によると

ストレス耐性のある選手は

怪我の治癒力も早いのだそうです!

運動機能と思考回路は相関がある

それらは脳の中で類似している回路だから

ヨガの動きや呼吸によって心理的な効果が期待できるのはそういうことです

皮膚が動いているからなんです

それを脳でメモリーしているからなんです

地味に。

動きが心を変える

それを

決して神秘的でなく

科学的に納得できた今日の講義でした

実践していきますね!