太極三昧

【太極】ということを

折あるごとに考えた一日でした。

レッスンではもちろん!

 

テニスボールを使って足の指を広げて伸ばして、反らせて

足の裏の状態を変化させて

その後

前屈がどんなふうに変わるかな~

下半身と上半身という太極が影響し合う、を様々に感じてみました。

 

最後のシャバアーサナ

目をつぶって仰向けになって体を休めるとき

身体の内側でおこっている自律的な動きが感じやすくなる。

動と静という太極がそこにあるな、と。

 

昼は御嵩の森を散歩

強風で最初は乗り気がしないけど

次第にもっともっと進みなくなる

光と影の太極の美しさにハッとして立ち止まった!

木の幹を見て

福岡伸一さんが西田哲学について熟慮した本に書いてあったことを思い出して

しばらくそのことを考えながら歩きました

福岡伸一、西田哲学を読む 生命をめぐる思索の旅 (小学館新書) [ 福岡 伸一 ]

木は環境に包まれている

同時に

木は環境を包み返してもいる

互いに影響を及ぼし合った結果が年輪だと

確かそんなことが書いてあったような、、、

そこからも

太極を思ってしまう( ´艸`)

環境という陰によって存在する陽としての木

この木は環境の現れなんだ

ってなこと考えながら同じ道を3往復!!

車に戻ると

身体は汗かくほどに暑いのに手の指が冷え切っていていうこと聞かないッ

箸が持てないいいい

なんとゆう体内寒暖差、これも太極ッ(笑)

 

最後

この本を読んで再び太極を知る

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感の画像

オキシトシンというホルモン、母子間や人と人の愛着を高めるそれは

妬みの感情を高める性質も併せ持つという

愛着が強まるほどに、不寛容になる

愛が抱える矛盾がそこにあるのですね

また

倫理的に正しいと常に思っていることが、ときに残虐な倫理的に正しくない行動に私たちを向かわせる

その例が挙げられていました。

 

自然の中の太極

自分の中の太極

それを

いくつも自覚した日でした。