中村哲さんのことで

今日の下恵土教室の後
皆さんで話をしていたら
中村哲さんの話題になった

哲さんに何回か会ったことがあるという方がいて。
今朝の新聞の記事

哲さんを直接見たという彼女はネパールを始めアジアで子供たちの教育に携わるボランティア活動をされてきた方。
長年、複数回、自費を投じて。

その方は、テロの温床には宗教的な要素だけでなく、貧困があるとおっしゃっていた。
どうにもならない経済的格差、それによる教育の不徹底。
アジアにはまだまだそれが蔓延している
アジアだけじゃないのかもしれないけれど

そうしてその方は言っていた
「自分の力は微力で大きな力にはなれないんです」と。
帰国してしまえば飽食の国の現実を目の当たりにし
そこ呆然とする。

不平等はそれを知る人こそ切実に胸に突き刺さる
それを解消しようとすればするほどに確固とした動き難い壁の前に落胆もある

中日新聞によると・・・
中村哲さんは昆虫が好きで、それを学びたくて大学に行った。
親の手前、医学部に入学して、農学部へ転部しようとしたいたみたい
山が好きでパキスタンに行ったら現地がすごく気に入って
そこで医師不足で医師を探していたからその地に根差し
医療よりその国を救うのはかんばつ被害を克服することだと判断して用水路や井戸を作って水を確保、農業を定着させ労働する場を提供した。

初めから大きな目標があったわけではないけれど
流れるように自分の興味のままに進んでいった先に目標が浮かんできた
支援者も多くなっていった。
多くの問題をその都度抱えながらも行動を止めなかった

中村さんの言葉・・・
「裏切られても裏切り返さない誠実さこそが人々の心に触れる」
「教育や平等は大事だが、この国に今、必要なのは「パンと水」」
「用水路が出来れば、難民は故郷で農業が出来る」
「百の診療所より一本の用水路を」

素晴らしい生き方をした人

銃弾に倒れたのはあまりに理不尽と感じる
もっともっと多くの人を救えたのかもしれないのに

話を聞いていた教室の皆さん誰もがそれを感じていたと思う
きっと日本中の多くの方も

理不尽さ、不平等さってこんな平和な今の社会にだってある
克服の方法はなく、私の周りにも多くある

ただ

それに巻き込まれず、左右され過ぎずにいる方法はあって

それが

軸を意識することだと思う

軸とは
物理的なもの、場所。

それが

昨日紹介した【頭から背骨】です。
誰にでもある!!!
そこを意識すると
巻き込まれ過ぎないでいられる

「何もできない」と思う自分を卑下することなくいられる

次なる自分の役割を果たすための静かな力が宿るところです。。。

孤独と瞑想

この雑誌

特集によって面白そうな時、読みます

コーヒー片手に今日も

この中で

五木寛之さんの言葉がとても印象的でした

今の時代の3Kとは

・金銭・健康・孤独 だろうって

そんな時代の中で楽生きていくために

孤独って人間関係からくる感情なのだから

論語の「和して同じず」 周囲と協調しながら、同調はしない

荘子の君子の交わりは淡き水のごとし」親しい間柄を長続きする秘訣は交わり過ぎないこと

90歳近くの五木さんの言葉、響きました!

 

孤独を感じるときってどんな時ですか?

私の場合は・・・

う~ん

一人でも、誰かといても感じます。レッスン中も。歩いていても。

もしかしたら

常に感じ続けていて忘れたり思い出したりしている、だけかもしれない。

問題は

それを悲観するかどうかですよね~

そもそも

私という人間が「在る」のは

他者との関係性の中で「在る」ということで

他者が私を私だと覚えていてくれるので私が今まで通りの私として存在するのだと思うのです

今日も19時にレッスンに来てくださる方がいて、私を

「ああ、(いつもと同じ)ヨガの先生だ」と覚えている

長男と電話すれば

「ああ、自分の親ね」と覚えている

他者の脳の中で私は「在る」

私があるその前提は私自身が持つ私の実感でなく他者の存在。

その関係を無意識に維持し続けている

だからこそ

人と関係を持ちたい、理解し、理解されたいと思う

他者って私が存在することを証明するものだから。

孤独であることを悲観する感情って

自分の存在が希薄になることへの恐れだと思います

それをちょぴり変えてくれるのは

瞑想

自分で自分への承認をするという作業ですね~

これは中々の薬になりますよ

孤独を嫌う感情を抑える効き目アリ!

それを言う人は

今回の雑誌にはいませんでしたけど~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栄養セミナー ブログ編

栄養セミナー、今日開催しました

資料が少々多めになりましたが 伝えたいポイントは網羅できたと思います

私たち 毎日食べるものは 自分たちの持つ経験と記憶で 自分に、あるいは家族に最適なものを選択している  つもりでいます 

それぞれが その時々で ベストを選んでいる、と。

だからこそ その選択眼を変える経験は貴重です 

栄養素、食べる量、摂るタイミング 私は結構勘違いしてましたッ 

だからこそ 伝えたいなあと思い立ちました。   

そして 今日は その伝え方に課題も見えてきました。 

自分が今日受けたレッスンや、このセミナーや、主人のアドバイスを聞いて、です。 

この機会が有り難く また次回へ工夫します 今回都合がつかなかった方や 栄養に興味がある方、体型や身体の状態を変えたい方、 是非~~ また企画しま~す