来週のレッスンもボディマッピングします

今日は名駅そばのスタジオで、アレクサンダーテクニークの個人レッスンを受けてきました。

自分の疑問点を解決でき、さらに新しい気づきもあり

嬉しい収穫がありました

こういう学びはワクワクします!

具体的には

ボディマッピング

今回は足根骨

あとは手の関節

関節の認識を変えて、さらに関節に宿る深部感覚を磨くと

手や足の動きの感覚が変わり、他の関節の動きも改善します

今日もそれを短時間の間に体感出来ました

関節の位置って誤認しやすいんですよね

来週は

「指の関節ってどこだろう?」「足首の関節は?」

「足の指が動くとどんな変化があるだろう?」

を観察しますよ~

今日は自宅から多治見駅までの往復と名駅周辺をうろうろ歩きましたが

レッスンでボディマッピングした後は歩きの感覚は大きく変化しました。

足の動かし方を変えると、それまでとは違う部分が動き出します。

まあ当然といえばそうですが、今週のレッスンで体感してくださいね~

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ゲートタワーの三省堂の蔵書の多さに驚きました

「無いだろうな~多分」と期待半分で探した本が2勝1敗で見つかり!

テンション上がりました。ヤッタァ 😛

名駅で中村区に住む義姉と待ち合わせて近況報告もしあえたし

高島屋のパフュームコーナー巡りして好きな香りも見つけました。

そうして

何とか日が沈む前に帰宅!

駅から自宅までの帰り道

今日は17700歩とちょっと

有り難い時間を過ごすことが出来ました。

 

マッピングって難しくない

今週は

レッスンの最初に皆さんでボディマッピングをしました。

「ん?したっけ~~」

はい!

しましたよ~

指を反らせたり、伸ばしたり、手首や肘を動かして

その後

肩の屋根の下で腕が動くのを感じたり、肘が動くと同時に地味に動いている鎖骨や肩甲骨の動きを確かめたりした

あれです!

内部の骨の位置や動きを手を触れながら観察した、

それです!

触れて一連の動きをした後、腕がすっと軽く上がった感じがあったかと思います。

関節の位置が脳の中で明快になると、それだけで肩関節の可動がアップするのです

クリアーなメガネで地図を見ることが出来れば、進むべき道に自信が持てますよね

メガネをクリアーにして体の地図を鮮明にする作業がボディマッピングです。

触って動かして、それしてたんですよ~。

あと自分でやったり二人組になって背骨のマッピングもしました

触られるだけで「気持ちいい~」という声も上がってましたね

自分では背骨の湾曲はわからないけど触れられたり触れたりすると明らかです

これで

背骨も意識しやすくなる!

ここがカチッと固まると、腕も動きはガクガクという音に変わります

ヨガのレッスンの時は背骨は意識下におくけどカチッは無しで!

そして

最後には股関節ゆらゆらでそこをマッピング!

足を置くという感覚がつかみやすくなります

触れる事で位置がわかることが、重力にゆだねやすくなったり、重力に反して動く力にもなる。

余分な筋緊張から解放されるのです。

身体は素直だな~~

どうかレッスン以外の時間、お仕事中など日常でも背骨の意識上肢や下肢の観察をしてみてください

観察もマッピングですよ~

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さてさて

私は今日の可児のレッスンの後

今週のテーマにのっとり、背骨意識で歩いてきました

可児市久々利の小渕ダム周辺

日本で最初のロックフィルダムですって

先々週、土岐に通じるこの道路を始めて通ったのですが、紅葉が素晴らしく~

時間がある時歩いてみたいなと思っていたのです

早速に歩けましたが山を彩った紅葉の葉は寒空の下、落ちていました

誰一人、歩いてない 😥 でも快適な平坦ロード

人工芝のようなしっかりした踏み心地の青々とした芝

弾力よくて気持ちがいい

小一時間、2往復しちゃいました!背骨ウォークでより快適 😛

軸の意識は心の改革

ヨガのレッスンでは様々なポーズをとりますよね
座位で寝位で立位で。

どのポーズにおいても、動いていても静止していても私たちの筋肉は常に緊張が走っています
たとえそれが意識にのぼらないとしても。
無意識に支持基底面に体をあずけてます。これだけで筋肉使っているんですね。
支持基底面というのは立っているなら足の裏
椅子に座っているのならお尻、寝ていたら背中、という風に体重を乗せている面、体の中での重力の最終地点です。

ポーズを楽にとるには、ポーズを維持するときに働く筋緊張を最小限にすることが必要です!
省エネでポーズを維持するんですね

それにはポイントがあります

一つ目は
支持基底面に乗る、体を置く意識を持つこと

二つ目は
軸がどこにあるか感じる事

3つ目は
呼吸を止めないこと

です

このうちの⓶
軸の意識というのを今週のレッスンでは主に行ってます

軸とは!
頭から背骨です

背骨を二人組で触りあいっこして
「へ~こんな形なんだ」 「人によって違うんですねえ」などなど

そして
その軸を意識して歩くと

「楽に歩けます」
「女優になった気分!!!」といった声が。。。

今度は
その軸を意識して相手を見ます
この、軸を意識してみるという見方!!
コレ、非常に大きなポイントです

自分の軸を感じながら相手を見たり
相手の軸を感じながら相手を見たり

軸を意識すると、世界の見え方が変わるんです!
このこと
今後の皆様の人間関係や自分の心の調え方に大きな影響があると思います!

今日も色々な感想が聞かれました
「相手をキチンと見れるようになる」
「相手と向きいあっている感じがある」

その軸を運ぶようにポーズをとります

そして最後は軸を意識した呼吸
整った呼吸を実感できますよ~

調心は軸から!を体感してくださいね

テニスボール使ってみました

今週のレッスンは

テニスボールを使って背中、臀筋、腰筋をほぐし

関節位置を確かめてからしました~!

そうすると

腰や背中を動かす感覚が変わります

左右の骨盤を独立して動かす事が出来るように

あらかじめ仙腸関節の位置にボールを当てました

関節の位置がわかると

背中の運びとその時の感覚も変わります

背中の左右って

均等に使えているようで中々使えていない

仙腸関節も、です

その不均衡のままただ闇雲にウォーキングなどすると腰に負担がかかりり痛みが出てきます。

仙腸関節の動きを促すために

足裏の置き方、頭の位置、置き方が大切

立位でもそれを確かめるように動きました。

最後に不均等さが少し解消されたかな~~

どうだったでしょうか?

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写真レッスン後の

御嵩の森

落ち葉がぐんと目立ってきました

冬到来!

ヨガってそういうことなんです

ヨガをすること

動きながら、呼吸しながら身体に生じる変化を追っていく。

半分は外の世界を見聞きしながら、半分は内部感覚を味わうように。

この半々に使う感覚、そのバランス

それは

社会とつながりながら、個を感じていくという作業でもある。

ヨガの語源は「つなぐ」。

人智を超越した大いなるものと、個(私たち人間)のつながり。

永遠に変化しないもの(アートマン)と、変化するもの(マーヤー)とのつながり

それを果たそうと試みるのがヨガ。

動きの中、体や心を感じながら、私たちは自分自身を知ることが出来る

自分の限界とか、無力さとか、無智さとか・・・

つながりを持つというのは、「私の身体」や「私の心」という限界の中で永遠のものを悟ろうとするということ。

限界に惑わされることを治めようとすること。

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今朝のレッスンで

「自らの無力さを感じることがあります」とおっしゃった方がいました。

私は

その方の真摯さをその目に感じていました。

私たちの心にも体にも限界がある

どのように尽力しても、決して誰かの助けになりきることは出来ない。

己を助けるのはご自分自身だけです。

そして

すべて皆同じ条件にあるという意味で

私たちは平等なのです

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って考えながらその後の散歩道

ここです

 

 

 

 

 

暖かい今日も楽しめました

1人展望台に上って

御嵩の街を眺めました

朝作ったお弁当には

初めて高野豆腐を入れたのと

若鶏の小さな卵の目玉焼きを入れてたので

どんなシチュエーションで食べるか楽しみだった。小さな 😳

今日もここでいただきました

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

昨日のレッスンにゆずを持って来て下さった方がいて、皆さんでいただきました!

 

 

 

 

 

 

 

帰宅してから、天日干ししておいた白菜を漬物に。

その中に皮をいれて

ランクアップ

また

小さな楽しみがー➰

 

重力を感じるレッスン

今日の養正公民館でのレッスン

椅子に座って「重力を感じながら座る」を体感しました。

私たちは体の前側に意識を置くことは得意ですよね

目も口も鼻も顔の前面にありますし、そもそも体のつくりが前に注意を向けやすいようにできている。

人と対面するときも相手の前面に注意を向けるので、注意されているところに自分の意識も置かれやすいです

誰かと対面している時は前面に注意を払ってはいるものの

普段一人の時の姿勢ってどんなでしょう?

 

 

重力を感じて座るということは

縦方向を意識する ということです

 

 

足のうらを床に置く、手を腿の上に置く、お尻を座面に置く

重力によっておくことが出来て

置く力の反作用(床反力)で頭の置き場を保てるのです

背骨の置き具合は特に念入りに行います。

今日は背骨の下端をよく意識していただきました

それからもう一つ!それにあたっての大切なポイントが

目👀の使い方!

これによって頭の位置、首の位置が変化します

重力感をもって座るととっても楽に座れます。体に負担の少ない座り方になるのです。

肩こりや腰痛の非常に根本的な改善法です。

 

今日はそれを体感していただいた後で、椅子でのポーズもしました。

重力での前屈。座面にある背骨の下端を感じながら・・・

そのポーズをとることが目標ではなく

どのようにその姿勢をとるのか?

お一人お一人が体のどこにどのような体感を持っているか?

が、さらなる動きの変化を起こします。

いつもレッスンではそこを大切にしています。

皆さんの体が変わる様子は見ている方も心地よいです。

是非家の椅子でもおさらいを~~

重力ってどんなだろう~

昨日学んできたアレクサンダーテクニークの技法を早速今日のレッスンに取り入れました

それは

楽に座るために、姿勢を整えるために

重力を感じること

これを感じていただくために、今週は椅子を使える教室では椅子を使います。

今日も土岐のレッスン、小泉の夜レッスンでは椅子を利用しました。

身体の動きを改善していくために、ヨガのレッスンに様々なエッセンスを加えています

アレクサンダーテクニークもそのうちのひとつ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF

再び学び始めていますので、レッスンにどんどん生かしていきますね。

さてその学びと合わせてNLPのひとつを実践する機会がありました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

自分の目標を定めたら、それを言葉にするだけでなく

達成した時に、何が見え、何が聞こえ、体にどんな感覚があるかを5感で味わってみる。実際に目標を遂げた未来のその場所に立っていることをイメージして、それを体感する。

そこから今の自分をを振り返ってみたり、現在に戻って未来をみたりする。時空を行きつ戻りつする感じです

5感で想像すると目標により近づきやすくなり、さらに未来に向けてするべきことがだんだんはっきりしてきます。

私も昨日やってみて、今日のレッスンから違いが感じられました。

未来の理想ってさりげないことでOKなのです

仲良くしたい人とそうできた時の5感のイメージ

登りたい山に到達できた時、貯金がたまった時、還暦を迎えた時、ダイエットに成功した時どんな感覚でいるだろうかという想像です

5感のイメージが明確なほどに、それは達成しやすくなる

イメージが持てた時から、そこに向かって進み始めるからです

心地よいそのイメージに近づこうと脳は動きだす。体もです。

私の場合は

来週日曜の中山道ウォーク往復(御嵩宿~細久手宿)した後の風の心地よさ、紅葉の色、疲労感。

それから

半年後に想像するヨガレッスン後の皆さんの様子(顔や語りの声や場の雰囲気などなど)

これがあると、今も充実、未来も楽しみ!です。

個人レッスンの中で具体的にできますのでご希望があればおっしゃってくださいね~

さておまけ

今日は土岐のレッスンの後、珍しくお仕事がお休みのRさんとお茶へ。

土岐きらめきプラザの方にお聞きした最寄りの喫茶店はここ

https://magokoro-komete.love/

お茶のつもりがパンもいただきました

米粉パン美味しかったです。お値打ちでしたよ~!

 

yogaで倫理

長時間の車の運転て、体に苦痛なのであまり好きではないのですが

ドライブ中にはイイこともある。

今日は道中にやっていたテレビ番組とラジオ番組を紹介しつつ、お話しますね。

まずは昨日のこのラジオ番組

FMフェス 未来授業https://www.tfm.co.jp/future/fes/

清水からの帰り道、散々聞き飽きたラジオで最後に一番面白いのに行き当たりました!

この番組では京大でIPS細胞を発見、研究している山中教授と芥川作家の川上さんの対談と、それを聞いている学生たちとの意見交換を収録したものが流れました。

その内容は

命は一体誰のもの?というテーマで、遺伝子のゲノム操作で命の質を操作することをどう思うか?

また

IPSで女性から精子を作ったり、男性から卵子を作ったりすることも可能で同性同士での夫婦の子、未婚のままの子、代理母出産、凍結した卵子や精子での意図的な出産等・・・すべてが可能になった時代に、皆さんはそれらを倫理的にどのように考えるか、というものでした。

IPS細胞は、臨床の場でも使われ始めています。まだ実験段階のようですが。最近では患者自身のIPS細胞による角膜移植がニュースになりました。

このIPS細胞はありとあらゆるものになるそうですが、女性から精子!まで可能なんですね。

さてこの問題には様々な意見が出ました

「両親の欲で生まれてきた子を操作するのは、その子の気持ちになったらいやだと思う」

「大事にされるのなら生まれてくる子は幸せなのでは?」

「遺伝子操作が気持ち悪いというならば、なぜそのように思うのか、その根底を問題にしつつ考えるべきで、すべて悪だと即断できない」

私も聞きながら

「どんなに親がその子の幸福を願ったとしても、子供がそれを享受できるとは限らないよなぁ」などとぼんやり考えました。

それから山中先生がノーベル賞受賞後に様々なメディアに出ている理由がよくわかりました。

科学者でありながら(おそらく超理系)科学の現状と、そして何がこれからの問題であるのか、皆で考えていってほしいことは何か、言葉にするのが非常にうまいのです!わかりやすく、面白く、です。

科学を生かすも殺すも私たちの決断にかかっている。大きな分かれ道になるであろうこの決断をこれからの若い世代がするべき時代に来ている、って。

なるほどなぁ~頭いいなぁ~と感心しつつ

その後の生放送でこの収録へのコメントをしていた脳科学者の茂木健一郎さんのコメントがさらに面白かったのです

まずは

聞き手の川上さんの山中先生の言葉を引き出す力がよかったと。(そういう風に聞いてたのね)

そして脳科学者的に

「この大きな問題を考えていくことって、体を使っていくことと同じなんですよね

倫理ってどうしようもない不自由な現状の中から生まれるものなのです。何が善で何が悪なのかどうしようもひっくり返せない状態の中で考えていくこと、この時に使う脳の部位があるのです(側頭葉とどこかの間と言っていた)

その部位って体を動かすときにも使われる部分なんですよね、体も不自由じゃないですか

その不自由なものをもって、真逆ともいえる自由度の大きい科学、IPSの問題を考えていくってことなんですよね」

と。

さすがは脳の人~

そしてこの番組を聞いて私は今日からのヨガに俄然やる気が湧いてきましたよ。

人類の今後に関わるような大切な決断をするのは知的な脳だけではない

それには身体の情報が関わっている!

身体は不自由なもの(思い通りにはならない、という意味で)なりに大きく脳に刺激を与え続けているのです

何が心地よいと感じ何に違和感があるか、そんな他愛もない感覚が実は倫理的な脳の働きにも関わっていて、決断の大本にもなっていく。

yogaって倫理脳(も)使うことなんだと思って。

yogaや瞑想して決めていくってどうかなって思って。

っと思って今日のレッスンから冒頭でしゃべっております

あと

もう一つはね

未来塾というサンドイッチマンがMCの番組

https://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/

これは

プレゼンテーションのノウハウ以上に勉強になる要素がありました!

伝わる言葉ってどんなだろうって考えました

ドライブの恩恵でした!

 

 

 

 

ヨガと西田哲学2

 

昨晩、根本交流センターでのレッスンの冒頭で

西田幾多郎の哲学の話をしました。

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目の前にあるりんごが、りんごだとわかる前に私たちはそれを見てその物体を感覚器官でとらえます。

この場合は視覚情報

それをもって過去見たことのある「りんご」に当てはめてそれを同じ「りんご」だと認識する。

でも、すごく厳密にいえば、それは他にどこにも同じものがない唯一の物体で、言葉に現すとその瞬間にその他大勢と同じ「りんご」になるのです。

りんごと言葉に現す前、その物体と対峙した瞬間の感覚こそが真の経験だというのです。

まあ

ややこしい話ですが。

でもこれが

身体を動かしていくと、なんとなく理解が深まるのです。不思議と。

身体を動かすと

言葉に変換できない感覚の変化が様々に起こる。

いわば純粋なる経験の宝庫なのです。

西田のいうように

経験が私たちを作り上げるのならば

ヨガで身体を感じる時間はどの時間も体の再構築の時間となります

四つん這いになって体を回す動きも、どこを動きの源に置くかで体感が変わります

頭、股関節、みぞおち、膝、肘、手首・・・・

意識の置き方で動きの大きさも、その関節の位置の感覚も変化します

脳内でその都度体の地図を更新し続ける事。最新のナビゲーションシステムへの変換の繰り返しです。

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その日のレッスンに参加された男性Kさんは

石川県の西田幾多郎哲学記念館に行かれたことがあるそうで、その様子を教えてくださいました

安藤忠雄さんの建築の館。

とても素敵なところです!

https://ishikawa19.com/particular-people/dating-spot/nishidakitarou/

建物や周辺は哲学するに適した空間が随所に設けられているようです。

kさんは

「思索にはのぼり道が適しているのです」と、おっしゃっていました。

ということで

今日の私の思索の道

形だけは

いつも万端なんですけど!!!ね。

ヨガと西田哲学

今週は足首&足の甲をよく使ってます

身体を動かす際に、力んで体勢を取ろうとしたり、無理矢理に体を連れて行こうとすると、私たちの脳は危険を察知してそれにブレーキをかけようとします。

身体を安全な場所に引き戻そうとする脳の自己防御機能が働くのです。

このブレーキを解除する働きを持つものが特に3つあって

視覚、前庭器官、深部感覚です。

どこを見ているか、どう見ているか、どこがどう床に触れているか、離れているか、他の関節との位置やバランス状態はどうか

脳はいつも体をモニターしています

脳のブレーキ機能をうまく生かしながら動けば、それと仲良くしながら動けば、同じ動作が難なくできたり、可動がぐんと増えるのです。

例えば

今日は膝を寄せ合いバランス動作とスクワットを合わせた動きをしましたが

頑張ろうと思ってやるより

足の側面を「いい子、いい子」と、両手でなでるように触れながら行うと

あれ?

不思議とスムーズにいける!!

あと、こぶしでトントンたたきながら、というのも効果アリでしたね。

側面に優しく触れることで脳のイヤイヤを解除できたからなのです

そんな風です。ちょっとしたことで脳のブレーキ外せます

あえてバランスを崩しながらこんな動きもしました~~

ところでその後、お昼に家に戻ったら

NHKで100分で名著がやっていて興味深く見ました。

https://www.nhk.or.jp/meicho/

西田幾太郎著【善の研究】です。

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私たちは

世の中のものすべてを、自分の脳のフィルターを通してみている

純粋にそれを見るのではなく

それを常に何かにカテゴリー分けするように見ている。

本来は

そのものをありのままに、純粋意識で観る事がそれそのものの実在を見るということであるのに

純粋意識を邪魔するものは

私たちの

思想、思慮分別、習慣である

すなわちすべてをカテゴリー化するために生まれた「言葉」の呪縛がそこに在る

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以上私の解釈でした。

 

この番組を見て

早速午後のレッスンでそれを紹介しました。

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身体に起こる感覚は

すべて経験として残り、私たちを作り上げていくものです

私があるから、私という実在があるから経験できるのでなく

経験が、私を作り上げていくのです。

だから

これから起きる身体感覚を言葉でカテゴリー化せず、

ただ、観てください、と。できれば初めての経験として。

そうすれば、私はその都度再生され

日常はすぐさま非日常となります。と。

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そのように意識を変えられるのも

他ならぬ私たちの脳の力なのです

仲良くしていきましょう~~