三連休
日曜、月曜と二日間は天気が良さそうな予報だったので
南アルプスの
白峰三山を縦走したいなあ、できるかなあ、と先週半ばあたりから妄想してました。
白峰三山とは南アルプスの背高のっぽの3つの山。かなり高度のある山々!
バスの時間等の関係で日帰りは無理なので、途中どこかで泊まる必要がある。
でも私はテントを持っていません。
金曜日、定番ルートの北岳小屋を検索してみたら、案の定予約で今月も来月も週末は満席。
思い切って逆ルートを考えて、農鳥小屋に問い合わせたら
「管理人不在、寝具ないけど、寝るスペースはあります。水場は雨水だけ」
との返事。
か^な^りの挑戦になるなあと思いました。
相当荷物がいるなあと。
それに
定番ルートに対して
逆ルートは上りがキツイしバスの便も悪いと来ている
不安しかない(´;ω;`)(´;ω;`)
(上図は定番ルート)
でも
寝るスペースがあるのだから、
辛かったら引き返せばいい
と自分を納得させて思いきって支度始めました。
金曜夜から。
そして土曜日、清水に宿泊。
翌、日曜4時に出発!
6時過ぎに奈良田より登山開始しました!
沢の音を聞きながらの山道
快適なんだけど
ここまで来る間の林道がキツかった
なぜなら
ザックが重いhiiiiiii
初めてのお泊り登山なのでいつもより数倍重い荷物
シュラフやお泊り用グッズ、防寒着のほか大量の食糧
水2.5㍑、おにぎり10個、パン、ちくわ、サラダチキン、缶詰め、非常食諸々
夜を越すって大変なのねえ、、、
そのうえ
逆ルートの単調な通りの長~い長~いのぼり道
南アルプスは標高が低いところからスタートするのでどの山もきついけど
今回は荷物も一緒。
数少ないこちらからの登山者に会うたびに勝手に自分を励ます( ´艸`)
え=
これ、登ぼるのォ(´;ω;`)ウッ…
ずっと登りっぱなしの6時間後
やっと稜線に出たあああああ
くたびれて果てて放心状態。
ガスってるし強風で気分は下がる
しかも、ここから見える山が農鳥岳だと思っていたらまだ先だった(;^ω^)
なんとか踏ん張って一座目登頂!
13時でした。
もひとつピーク(西農鳥岳)を越えたら下った先にある赤い屋根の農鳥小屋が見えてきた
あの小屋に泊まるんだ!
到着!14時半。
これが水場
雨どいから落ちたまさに雨水
中をのぞくと
ーΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
金曜にカーマホームセンターで買っておいた浄水器を使う
一緒になった人たちにも貸してあげた。
学生時代以来、山泊は30年ぶり。
泊まるからこそ許される楽しみは・・・
夕日!
日の出
夜中に見上げた満天の星!天の川と共に。
忘れられない~
そして
初めて見た
ブロッケン現象
小屋では多国籍な外国人のパーティーとパワフルな山女性たちのグループも一緒だった。
小屋では
超、早寝早起き(女性グループはなんと夜中一時にお湯沸かして朝ごはんの支度始めてた)
私の夕食は16時半
ホント
山の宿泊は感動体験でした
そしてそして
それにも増して翌日はさらなる感動の景色が!!
ご来光を見て4時半に出発
目指す2座目は
間ノ岳!5時半に登頂。
ここからの展望、最高でした!
ここから右にそびえる北岳を目指したのですが
この日は文句なしの晴天で
ニヤニヤしながらの稜線歩き。
北岳に向かう間がこの縦走のハイライトとなりました。
南アルプス~北アルプスは山の輪郭までバッチリ!
立山連峰、剣岳、白山
そして遠くに戸隠や妙高まで!
おっと
富士山も
こんなにたくさんの日本の主峰を眺めながら歩けるのはここならではの醍醐味。
人気のわけも分かりました。
ザックの重さも気にならない
昨日のつらさも一気にぶっ飛び
途中すれ違った方が
「これを天国と言わずしてなんという!」
と言ってました。
ニヤニヤは私だけじゃなかった(笑)
そして
最後の一座へ
ゴロゴロ石の斜面は剣岳みたい
そして
北岳登頂!8時。
ここからは去年登った八ヶ岳がバッチリ見えました!
先月登った鳳凰3山も。
あの時はいつかこちらの稜線を!と思っていたなぁ。
ここをラストにあとは下るのみ
長い長い下り道は
登山者が多くて渋滞しました
もうすべてOKな私(笑
最後はバスの出発まで2時間半待ち
ザックをおいて順番とり
ここで2時半過ごしました
それもそれでやはり
OKなのでした(笑)
以下
初日の記録
こちらは2日目
この日は多治見に帰宅する予定でしたが
渋滞を考慮して
本日、早朝に帰宅しました~
ただいま
昼のレッスン、無事終了したところです。
今週も、レッスンでお会いしましょう~