お金の本とレッスンの感想

今年最後の木曜

御嵩の森です。

どんよりした天気だったけど40分も歩けばポカポカ

この冬の暖かさを感じました。手袋もいらないなんて!

しかも外で本が読めた!

この本です

この本は

著者を見て借りた本です。

出口さんは現在は立命館大学九州の学長で、そこで斬新な教育改革を行っている人です

以前、潮(うしお)という雑誌で読んだときは、

留学生を含め学生を全寮制にして文化交流を深めるとか

社会の即戦力になるような知識を身に付けるために他の大学にないカリキュラムを取り入れたり入れたり、

何より教育や社会改革への信念が強くある人だと感じました。

この本は20代の若者に向けた本ですが

ギリ40代の私にもとても勉強になりました。

お金、いわゆる自分の所持している財産について不安は付きまとうものだと思いますが一つずつその原因を探って解消していける内容です。

年金、保険、貯蓄、投資、相続、親や子のための金銭的配慮、家の購入などなど

出口先生がわかりやすく解説してくれます

 

さて

今日お聞きしたレッスンへの感想です

Tさん

「レッスンで身に付けたことをその週で実践しています

フットワークが軽くなり物事に意欲的に取り組めます

話や会話に自信が持てています」

Kさん

「以前通っていたヨガはストレッチと脱力が中心でしたがここのヨガは頭を使うヨガだと思います」

 

 

Rさん(夜のレッスン)

以前は朝起きてだるさや疲労感があったがそれが無くなった

体育委員をして競技しても筋肉痛がなくいられる

身体が軽くなった

 

皆さまそれぞれ違う感想が聞けて有り難いです!!

 

新感覚ウォーキング

 

今日もレッスンで色々な歩きをしました

まずは

「背骨が棒だと思って歩く」

次に

背骨の湾曲と、背骨はこぶしの積み上げだとイメージして

「顔から上が頭で顎から下に背骨があると思って歩く」

次に

「鼻から上が頭でそこから下が背骨だと思って歩く」

そうすると

歩く感覚がどう変わるのか、皆さんに試していただき、そのあと言語化しました。

本来の背骨の位置を感じながら歩くと・・・

こういうイメージですね

クリックすると新しいウィンドウで開きます

色々な感想が聞かれました

・姿勢がよくなる感じ・歩きが軽くなる・重心が変わる・頭を高い位置にできる

出てくる感想の言葉はみな違いますが

この、言語化がとても大切!

言葉に放てば脳はそれをしっかり認識し、再現しやすくなります

レッスンの中で歩くときだけでなく、他の時間他の場所でもう一度その感覚を呼び起こしやすくなるのです。

そのあとで

今度は目の使い方も変えて歩いてみました

「周辺視野を働かせながら歩く」

周辺視野は無意識に働くものですがそれもあえて意識して周囲の空間も同時に見ながら歩く

すると

またまた感覚は変化します

何も考えずに最初に歩く感覚とは大きな差があります

もちろん何も考えずに歩く時間の方が圧倒的多いはずです

でも歩くというその時に無意識を意識化すると!

本来の骨の位置とそこにスポットライトを当てるようにすると!

歩く感覚が確実に変化します

そしてここ、重要ですが!!

目の使い方で周辺視野も意識するというのは、背骨に注意を置きながら身体全体を観察することと大いに関係があります

外を見る目の使い方は、体を観る観察力と同様なのです

目の頑固さは内を観る目も頑固になるってことと言えると思いますッ

これ面白いつながりですよね~

 

さて

今日の夜レッスンに参加してくださったMさん

レッスンの継続で

肩こりが軽減した

足裏の感覚に目を向けるようになった

毎朝の体操で体のバランスをとるように心がけている

夜ぐっすり眠れる

といった感想を聞かせてくださいました!

レッスンの感想をお聞きすることがあります

よろしくお願いします~~

 

 

 

 

クリスマスはアゴ出汁鍋

今日はクリスマスイブでしたね

子供たち不在での初めてのクリスマス。

素通りしそうな感じでしたが

今年はお隣のお宅で持ち寄りディナーとなりました

年齢的には私たちより一回り年上のご夫婦のお宅ですが

お二人とも人脈が広く行動も話も面白い!

 

帰宅して

今日の会話の内容も

またメモしている自分が・・・・

ともあれ

メリークリスマス!

身体のメモ力?

昨日この本を買いました

とても共感出来ました

この方、話術もたくみですが本もさらに面白い!

メモがなぜ役立つのか

メモにどういう意味があるのか

役立つメモのとりかたは?

メモを応用する力、転用する力があるとどんなことが起こってくるのか

こんなことが書かれています

実際この方はメモ力でビジネスをいくつも立ち上げ大成功しているのです・・・

ビジネスで成功したいという目的があるかはもちろん、そうでない方にも面白く読めます。

で、その魔力を試すべく

私も早速昨日のセミナーの内容をメモしてみました

ここに載せるつもりのない走り書きだったので読めないですが・・・

感じたのは

言語化の力は脳はもちろん心身に影響を与えるだろうな、ということ。

今日はセミナーで学んだことやなるほど!と思ったことを言語化しましたが

映画を観て、本を読んで、でもいい

なぜ感動したのか、それを言語化してみると自分の頭にそれが刻まれます

そしてそれを、自分に関わるどこでどんな風に応用すると心地よくなるだろうかと考えメモしておく

すると違う場所でのそれの再現が現実に近くなります。もしかしたら全然違う形でなのかもしれないけど。。。

身体の反応の言語化も同様だと思うのです。

昨日のブログお話した

身体の各所に注意を向ける、ということ

そのことで体の別の場所にどんな反応が起こったのかということを言葉に出来たら、よりよい結果が体に定着しやすくなる

例えば、

顎の使い方や首の骨のマッピングで声の出方がどんなふうに変わったとか

筋膜をよしよしと撫でたらその後の後屈がどこがどの程度楽になったとか

そういう変化を言葉に現してみる

変化を言語化出来るまでになったらそこで体に新たな神経回路が生まれます

「ああ、こういう使い方もあったんだね~」と。

「こうすれば呼吸は楽なんだ、腰が痛くなく後屈できるんだ」と。

そしたらそれはまた再現できます。

そして

もっともっと身体って変わってくるかも!疲れずに歩けるかも!

と期待も持てると思うのです。

まあ

ノートにメモする手間はないとしても

脳には言葉の記録が残っていくでしょう

何しろ魔力があるようですから。

毎回のレッスンでは体のこのメモ力をためしていくとしましょう!

 

年内最終週のテーマはスポットライト

アレクサンダー京都の先生の講座の日でした。

今日のテーマは

「理想の身体とはどんな状態なのか 」

の追求!

その追及のひとつのポイントは

「いかに体に注意を向けることが出来るか」

です

動きの中で、動いた結果起こる体の反応をまずは観察し、余分な動きをやめてみる

すると

新たな感覚、反応が出てきます

身体に起こるちょっとした神経の流れの変化がおこるのです

特に

頭の動きや背骨に注意を向けて動作するようにすると変化が起こりやすくなる場合があります

また、余分な働きをやめることで自分の中心への圧力が増してきます

この中心に圧力が集まる力と、そこから末端に拡散する力がバランスを保っている状態が理想の体の状態だといえる・・・

ちょっと難しい話ですが。

でも例えば

ヨガのレッスンの時間、ポーズをとるときに体の一部に集中して意識が向いたり

ポーズを完成させるという目的に懸命になることがありますが

注意を向けるのはいつも身体全体へ。

中心も、末端も同時に観ていきます。

今日は

身体全体を観察しやすくするために

今日も骨のマッピングを学びました

あと肺のマッピングも

これらに加えて

筋膜のつながりを認識すること

それから

目の使い方を利用すること

も全体を俯瞰してみることにつながります

全体を観るということは

その感覚を新たに獲得する、働かせるというものではありません。

私たちは常に数億もの神経レベルでの刺激を受けています。外部刺激、深部感覚なども含め・・・

いつも受けているすでに感じている何億という感覚シグナルの中でいつもとちょっと違う場所の感覚を探ってみるのです

それに注意を向けるのです

例えばこの文面をみながら

たった今、足裏のどこが床に触れているか注意してみるとか

たった今、一番大きく聞こえる音に耳を傾けてみるとか

たった今、呼吸のスピードを観察してみるとか

たった今、お尻のどのあたりが椅子に触れてるかとか

暗闇にスポットライトを当てるように

目立たずにでも確実にある感覚を味わうようにするのです

その部位にライトを当てながらこの文面を見るということを同時に行います。

そうすると

ライトを当てていない場所の反応が変わってくる。

ライトを当てやすくするために

身体のマッピングが出来ているとしっかり照らせます!よく見えます!

そして

その時のスポットの当て方って

目の使い方にも当てはめられます。

ある一定の場所をみながらその周辺も見る

部屋の一点と同時に部屋全体を見るという時の目の使い方です

全体を見ていくと

身体の左右差や

動いているところとそうでないところ

余分な動き

などにどんどん気付いていけます

それがわかるとそこから出来ることもわかってきます

答えは体がすでに持っている。スポットを当ててあげれば見えてくるものがあります

昨日の話の続きのようですね

今週はスポットを当てる!がテーマです。

答えはいつももっている

ヨガの勉強を一緒にしてきているインストラクターのRさんとレッスンの後に

久々利城址に行ってきました。

Rさんはとても物知りな方なので、まるでガイドさんのように城址を見る楽しさを教えてくれました

今、城址巡りはブームなのだそうですよ~

そうそう久々利というのは人名なんですって

その城址には建物はありませんがそれが建っていたであろうことが山の形状でわかります。

敵の攻撃をかわすために堀切という谷があったり、入り口に直進させないような工夫があったり

戦国時代にどのようにして高い山を切り崩し、仕掛けを作って城を立ててのか

実際に歩いてみると想像する楽しさもどんどん湧いてきます

武者走りとは!

このような道

思わず走りたくなる!

色んな形状を歩いて楽しめます

ところでRさんは先月から今月にかけて南インドのお寺をめぐる旅に行ってきたところで

その興味深い話も聞けました。

 

インドカレーの美味しさ、

食事うやチャイなど飲み物の量が日本と違って少な目であること、

一元論者も二元論者であるヒンズー教徒も同じお寺を参拝すること、

どんな人がその旅行に参加したのか、

ヨガをかつては一緒に学んだ仲間たちがそれぞれの意向の差異から別の学びをしている人もいること、

などなど・・・

 

すべての話はなんとなくつながっているのですが

特に一元論・二元論の話や別々の学びをしているというところの話が多かったです。

表面的には対立していると思われること、私たちはそれをいくつも、何回も黙認している。善悪とか、損得とかいろいろ。

日々、です。

話を聞いていて私は自分が今読んでいる河合隼雄さんの本のことを思い出し

彼女にも言いました

「河合さんは聞く達人でね、そのことでクライアントが出した想定外の答えにもいい悪いをつけないんだよね

例えば、一時的な快楽を先行させることと、地道に努力することとどちらがいいかとか教えないんだよね、押し付けないんだよね」、と。

彼女は

「私は身内の相談で河合さんに手紙を送ろうと思ったことがある」と言ってました。

河合さんなら何と言って導いてくれるのか話したくなる気持ちわかります!

例えば私が

幸福を考えた方がいいのか、そうでないのがいいのか、とかいう質問したとして

どちらでもいいと手荒く野放しにはせず、暖かく放される感じの印象で答えが返ってくるだろうなあと想像できるのです

はい

それって

答えは自らの中にあるということです。間違いなく

私自身

彼女と様々な話をして

私は彼女との会話の中からちょっとした心のどこかに眠っている自分の思い煩いを解決しようとしているのです

自分の思いを整理しようとしているのです

自分の現地点を確かめ

それでよしと確信するのです

だから

さよならした後に

何だか「よし!」という気持ちになれたのです

はい

答えはいつもあなたの中にあるものです。

嬉しい結果報告

先月、栄養セミナーに参加くださった方が体内成分測定に行かれて

その結果を今日メールで送ってくださいました。

気にされていた内臓脂肪の数値や筋肉量がよい結果となり

「栄養のことを学んだおかげです!ヨガで筋肉も維持できているようです!」

と報告してくださいました。

セミナー以前から丁寧に食事を作ってみえる方です

その上できちんと実践を重ねられたのだと思います。

ですのでこれは「ご自身で達成した成果ですね」と返信しました。

私ができることは

提案をするまで。

今までの食習慣と

そして

よりよい身体づくりのために適した食事法、運動法

誰もがここに差異があります

私ももちろんありました。

その差異に気づくことが大切です。

一度理解出来たら生涯使える知恵となります!

実践はその方にかかってます!

さてウォーキンクコースの提案です

昨日の御嵩の森

サクサクのいい音の道でした

 

 

 

菊芋料理紹介

今日の養正公民館レッスンの後の様子

I先生のプチお料理講座です!!

ハンドメイドやお料理などなんでも上手にこなされるIさん

中津川のご自分の広い土地に育った菊芋を皆に分けてくださいました。

ただ持ってきてくださるだけでなく

調理済みの菊芋を数種類用意してくださって、皆で試食して楽しみました。

菊芋の素揚げ、粕漬け、味噌漬け、めんつゆ漬け

粕漬けは初めての味!

美味しくて完売です!!

ごぼうのような味ですが

火を通すと里芋に近い感じ

きんぴらもいいそうですし

あくも少なくいのでそのまま生でスライスしてサラダにのせてもいいそうです

栄養も豊富!

https://agripick.com/1506

我が家の漬物が増えそうです!

 

大掃除隙間時間に少しづつ

師走も半ばですね。

気温の暖かさに今年はあまり実感が湧きづらいですが。

年末の大掃除。

年末にあえてやらないという人もいますが

私は掃除したり断捨離したり料理をあれこれ考えたりの慌ただしい12月が好きです。

なので大掃除は一つの節目、けじめと思って行事の一つのようにします。

ただ、毎年完璧とは程遠くッ

一昨日から不意に初めたところです

掃除は寝室から始めることが多いです。

なぜかというと

数年前、ある先生からお聞きしたことが影響していて・・・

それは

“寝室には邪気がたまりやすい”

そうなのです。

なので新品の雑巾で壁面から天井、ふすまを拭きます。

障子の枠や窓を拭いて

押入れや壁面の収納の中身を引きずり出してほこりを払って拭き掃除

ついでに畳も。

昨日はそこから寝室の家具や梁の掃除にまで手が及びました。

いつになくスッキリした和室

よ~く眠れますよお~

お試しください

掃除をして

クリスマスの飾りでも出そうかな、という気分にもなれます

ほんの1週間

日の目を見た皆さんです。

 

 

レッスンに生きる活字

アレクサンダーテクニークの生みの親

F・M・アレクサンダー氏の本を今日も読み進めました

そもそもアレクサンダーテクニークとは

俳優、演劇者であった彼が、声が出なくなってしまった原因を探るうちに

それが

喉の不調でも病気でもなく

自分の体の使い方に問題があった!と気付き

それを次第に克服していった、その体系を理論化したものです。

彼がどうやってそれを見出していったか、なにが原因であってそれを克服するにはどういう手順をとったのかがこの本に書かれています。

この本、文章がギッシリの本で図解等が一切ないのです

地道に自分の体を分析し、結果が出ずにつまずいてまた方法を考えて、くりかえしくりかえし行った実践の様子がうかがえます

ものすごく大雑把に要約すると

舞台で声を出そうとするときに、いつもきまって体が反射的におこす動作に気付き

それを制御し

そうでない使い方ができるように脳に命令をし続ける、たとえそこで発声をするという目的に到達しなくとも、これを繰り返し行う

ということです

目的を達成するということだけを考えては

身体の使い方に変化を及ぼすことは出来ないどころか間違った使い方の習慣から抜け出すことは出来ない

ということです。

そしてその体の使い方の習慣は物事に向かう姿勢の中で日常的に繰り返され、思考や生き方にも影響するとしています。

この点は非常に共感できました!

身体の使い方で物事の見方を変化させることが出来る!

これって私にとって皆さんへのレッスンの大きな動機付けになります。

今この本も寝る前のお供

河合さんの言葉はいつも優しく、でも心にずっしり響きます

この本は沢山のエピソードによる章からなっていて、河合さんのカウンセリングの話や見聞き経験した中での気づきを記しています。

特に

井上ひさしさんのお話を例に挙げながら

直接的な知識を伝えることばかりが教育ではない、そうでなくても聞いた人たちの心を揺さぶることが出来るんですよ、何かに向かわせたり、頑張ろうという気持ちに向かわせることは出来るんですよ

とあった。

河合さんはそれを経験した。

その経験を河合さんは文章にして、私が心を揺さぶられた。

押し付けでなく、読んだものに読後に考えさせる・・・・そんな時間をいつも持たせてくれる。

どの章もそんな感じなんですが

一昨日のこの章が私にとって今のところのずっしり賞(笑)

二つの本の根底をレッスンに生かしていきます!

寝る前のお供

この本の前は

「私を離さないで」カズオイシグロ著 →つくづく小説家ってすごいなあと思わせる本です

 

 

最後に

今日の可児やすらぎの森

サクサクでしたよ