昨日の対面レッスンにみえた方が
先週は確か胃腸炎、ということで珍しくお休みされていたので
お話を聞いてみると
「(おそらく)暑さからくる胃腸炎の症状があって点滴を受けました
数日間家で身体を休めていたら、そのせいなのか腰に痛みがでて、足は片側がしびれます」
とおっしゃっていました。
それでも
その日はヨガをしようと来てくださり
そして
いつものようにすべての動きをされていました
背骨の屈曲、伸展も。。。
そして
「このポーズ(下を向いた犬のポーズ)いつもより出来ます❢」
と、おっしゃってました
不思議なものです
腰の不調でそこにうまく踏ん張りがきかないっという時
身体の他の部位がそれを補うように助け合うのですね
そしてそれが
体全体の操作の良さになる
そういうことがあるのですね!
正直に言うと
彼女はヨガのレッスンの後に腰の痛みが無くなったわけでは決してありません
何らかの原因で起こった結果を変えることは出来ない
なぜなら
原因を変えることは不可能ですから。
つまり
体調不良でいつものように体を動かせず、数日間横になっていた、という原因は除くことが出来ない
これにはもれなく結果が伴います
ただ
そのような結果が出ている時であっても、
身体には同時にいつも新たな感覚の入力があるのです
そのまま横たわっているという入力なのか
整体に行って他動的にくる入力なのか
自分で自ら動くことで得られる刺激なのか
私たちの感覚器官にどんな種類の、いかなる強度の刺激が入るかで
そこから現れる結果としての出力は変化するのです
いかようにも!
そんな時に
腰に違和感があっても新たな運動神経回路(入力)で身体を動かすことが出来る
その結果
いつもより、より身体が動きやすいと感じられる
その時ならではの感覚なのだと思います
本日も
「仕事以外の時は長時間座っているので腰に突っ張って違和感があります」
とおっしゃる方がいました。
彼女も
レッスンの後は
来た時とは違う身体感覚を持たれていました。
ああ本当に
身体は
意識的にも
そうでなくても
良い方向へも
そうでない方へも
常に育くまれているのですね~
ヨガのレッスンで
それを感じていきましょう!!